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作品数:5
全7件
3.50
273
発刊: 2000.07.01 ~
通常版・他2作品
新刊通知
70年代のマンガ界を代表する作品のひとつである、一郎と幸子の幸薄い同棲生活を描いた表代作「赤色エレジー」をはじめ、シュールな7作品を収録した中・短編集。
168
発刊: ~
既刊1巻
3.08
167
3.14
143
書いてある文字が字体の問題でほぼ読めない…絵物語集だから文字は副次的なものだとおもうけどとても気になる。 林静一の絵をめいっぱい堪能できるのだが、空白と滲みが凄すぎて唖然としてしまった。
3.35
発刊: 2008.12.19 ~
「明日になれば、朝がくれば、苦しいことなんか忘れられる」。貧しい同棲生活の中で、愛するが故に傷つけ合う一郎と幸子。70年代の風景とファッション、時代感覚と状況のすべてがここにある。作者自身のアニメ絵コンテとダブル収録する一冊!
あまりにも凄すぎる。なんだこれは?こんな漫画を人が描けるものなのか?写実とデザインのバランス、数多の完成された漫画表現は今もトップを走る。最後のページではなぜだか涙が出た。これを読むためにガロを読んできたのかもしれない 鮮烈で突き刺すような作品だが心を優しく包み込んでくれる。私にとっての"救い"の漫画。人生が報われたと感じるほどの漫画体験はそうそうできるものではないが私はこの作品を読んでそれを感じた。漫画をガロを読んできてよかったと思える、そんな作品。
107
3.00
80
発刊: 1999.10.01 ~
常に水槽を意識させるコマ割りに淡々と近現代史の批評をしながらセックスする。エロスとリアリズム、形而上と形而下を嫌でも突きつけられる。変な漫画なのは間違いなくそれを軽々と飛び越える問題作。 不倫劇が主題なのか現代批評が主題なのか掴めない。点数つけられないよこれ。おそらく面白くはない、が面白い以外のステータスに全振りという感じ。グッピー=国民、コマ=水槽=日本国か?
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