森野萌

とりあえず一巻だけ読んだけどなかなか良作。
タイトルに病ってついてるくらい病的なものを感じてしまう描写もあるけど、クリスマスのシーンとかよかった。

2人がゆっくりと成長していく様子を、お付き合いが進んでいく様子と同時に見守ることが出来ます。ときおり心の暗い部分も描かれてドキドキするけど、優しいタッチの絵とストーリーで展開していきます。1巻では唐突に見えた、イケメン彼氏が地味な主人公を好きな理由を後からじっくりと見せてきますね。

花野井くんがすごく愛おしい。
嫉妬深いし、主人公のほたるちゃん以外の人間にクソほど興味がないほど一途。
ただ現実にいたら、と想像すると「病」って感じするな笑

主人公が家政夫のバイト先で出会ったのは、離れに隔離された同い年の女の子。多重人格者と思われていたが、実は異常に死者に憑依されやすい体質だった…
…とはいえ、ホラーじゃありません！
死者の皆さんも、彼女を助ける為にしていた事。この物語、悪人は1人も(…微妙なのが1人いるか？)出てきません！！

絵の可愛いさに掴まれ、ストーリーに引き込まれ、登場人物みんなの健気さに最後は号泣…久々に素晴らしい少女漫画読んだわ！！

序盤、お互いに真摯でラブラブなのに、どこか薄氷を踏むような危うさが漂う感じもあった二人。
二人で成長していく姿が可愛い、応援したくなる！

5巻……あまりにピュアな主人公。大人には物足りない展開が続く。ラブラブなのはいいことだけど、ちょっと飽きてきたかも。

花野井くん確かに怖いけど、
私服がかっこよすぎて素敵。

森野先生の優しいまんが。
どこか抜けてる？欠けてる？人を描くのが上手だなぁ〜
今後の展開に期待。

花野井くんのキャラが随分と極端な気がするが、それでええんやろか。ヒロインの鈍感キャラとのマッチングがまだしっくりこない。