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作品数:11
全121件
うにたべたい
4.6
歴史研究家・明智 憲三郎氏の著書『本能寺の変 431年目の真実』を原案としたコミカライズ作品『信長を殺した男~本能寺の変 431年目の真実~』の外伝。本編連載中に描かれた作品のため、作中に本編のネタバレはなく、本編は読み途中であっても本作を読んで問題はないです。内容は大きく4編の短編集となっています。"本能寺の変"から一年後、「大阪城築城」を祝した茶会で羽柴秀吉に呼ばれた茶人「道薫」は、かつて信長の謀反人であった「荒木村重」であった。秀吉は村重をこき下ろすと共に、大謀反人であった「松永弾正」について回想する。"乱世の梟雄"松永弾正を下した信貴山城攻めを、羽柴秀吉視点で描いた「日輪」と、本編連載内容の再掲となる、信貴山城攻めの真実「饕餮」。そして、太田牛一によって書かれた『信長公記』のエピソードの一つをコミカライズした短編「乱世の妖術師」。明智光秀の長女、歴史上ではただ"女"とだけ記された彼女を描いた「戦国を生きた女」が収録されています。本書中メインとなるマンガは「日輪」で、「饕餮」は本編のエピソードと同じ内容を載せたもの、「乱世の妖術師」と「戦国を生きた女」は非常に短い話になっています。「日輪」は、信貴山城の戦いを歴史上の定説を交えて紹介したものとなっており、非常に勉強になります。ただ、本編しかり、一般に流布されている歴史もしかりですが、登場人物は多少誇張されていたり、内容は明智憲三郎氏の一説である部分もあるので、その点は注意が必要と思います。本書記載の内容はそれとして、歴史の真実は、自分で調べるなりすることが重要と思います。ただ、本作自体はストーリー漫画として面白く、歴史の授業はそれすなわち睡眠学習の時間であった私が読んで十分楽しめる内容でした。"本能寺の変"という言葉は知っているが、それがどういうものであるかピンとこなかった頃に比べると、ありがたいことに本作と本編でかなり基礎的な知識がついた気がします。本作を足がかりに、この時代の時代小説や時代劇も触れてみたいと思いました。
信長を殺した男 外伝―乱世の麒麟たち―
レビュー(1)件
既刊1巻
ゆき
3.5
こういった解釈もありだとは思うが流石に光秀上げが露骨すぎる。内容はしっかり面白い。
信長を殺した男 ~本能寺の変 431年目の真実~
レビュー(83)件
完結・全8巻
よしのぶ
4.9
5巻読了
信長を殺した男 ~日輪のデマルカシオン~
レビュー(8)件
既刊7巻
4.7
明智光秀の子孫であると称している歴史研究家・明智 憲三郎氏の著書『本能寺の変 431年目の真実』を下敷きにした歴史マンガ。逆賊と謳われ、主君である織田信長を殺した"本能寺の変"を起こした「明智光秀」を主役に、なぜ本能寺の変は起きたのか、その裏側にあるドラマを、独自研究による信憑性の高い文献から解き明かした内容となっています。正直なところ、信長や秀吉、家康の活躍していたこの辺りの歴史は個人的にすごく苦手です。そのため、作中は「~~が通説だが、実は~~であった」みたいな部分が多いのですが、前提として知識が無いので読み進めるのに苦労しました。話題作であることと、これを機会にちょっと勉強してみようという気が出て、本書を繙いてみたのですが、読みながらググり、ググりながら読むような感じでした。ただ、マンガとして読んでいて面白いので、理解しながら楽しく読めました。歴史上の事件はその通りに書かれていること、また信長、秀吉、家康を始め、甲斐の虎・武田信玄、越後の竜・上杉謙信などなど、この頃の時代は歴史上のスターが揃っているので、歴史を学ぶためにも良書だと思います。ただし、本書で書かれる歴史は、結構専門家から太鼓判を押されたものでもないそうです。そのため、定説や、眉唾であっても一般的に語られている歴史と、明智 憲三郎氏の提示する説の違いを理解する必要があり、注意が必要です。1巻は"本能寺の変"直前から始まり、"本能寺の変"が終了するまでを一通り流し、2巻から再度、信長包囲網から開始となります。明智光秀が織田信長にとってどれほど信用がおける男であったか、幾多の戦いを乗り越えて、信長を支えてきたかが、まずは描かれます。信頼の置ける家臣であった光秀が、当時最盛を誇っていた信長をなぜ討たねばならなかったのか、その理由と、どのようにそれを実行できたのかという、黒幕の存在を指し示す展開となっています。この辺りの研究が後世の創作を参考にしたり、"本能寺の変"以後秀吉によって書かれた『惟任退治記』を鵜呑みにしたものであったのは事実の部分もあるそうで、そのため、より信憑性の高い資料・史実から類推したのは評価されるところだそうです。私自身、専門家ではないので、"本能寺の変"という日本史上のミステリーを解き明かす答えの一つとして面白く読みました。また、日本史的にもいろんな勢力が混戦したわかりにくい場面だと思うのですが、歴史に疎い私が読んで楽しめたので、一般的に楽しめる作品だと思います。全8巻と短いですが、壮大な歴史ドラマを感じる名作でした。読み終わった後は、城や合戦場跡などに、フィールドワークにでかけたいと思いました。
SIYO007
歴史は都合のいいように書き換えられた。この言葉にとても納得感が出る。しっかり裏付けを解説として入れてるので、かなり説得力がある作品。
kiki
4.0
1 4.1 光秀か織田に入る前のことは知らなかった。寺の位置づけも。2 3.9 本願寺のエピソードも知らなかった。やや歴史の説明に終始する感あり。3 4.1 グロ場面が増えた。信長秀吉の残虐性強調?4 4.3 すれ違いの描写が丁寧で良い。コマの使い方が◎。5 4.0 歴史の説明感がある。絵が上手ですね。6 4.5 ついにメインディッシュ。面白い。7 4.0 暗い歴史をなぞる部分なのでちょっと悲しいね。
わたな
3.4
まじで微妙。微妙すぎる。
まっき
サバイバル 日本沈没 ジパングに続く期待の作品
BORDER66
レビュー(11)件
完結・全7巻
しゃもじお兄さん
3.7
ちょっと説教臭いが面白いは面白い。あと作者は絶対ハリウッドアクション好きやろ!あとパトレイバーも好きそう。
S エス -最後の警官-
レビュー(18)件
完結・全20巻
いぶき
私はあまり歴史に明るくないけど、絵も上手で説明も詳しく勉強にもなるので、非常に面白かったです!
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