名家の娘・クリスタ。上流階級とはいえ、父は莫大な借金を抱えている。ところが、その借金を肩代わりしようという男性が現れた!「ただし交換条件は、娘・クリスタとの結婚」ですって!?獲物を狙う野獣のような眼差しで非常識なプロポーズをする彼は、青年実業家ロス・ドナヒュー。ヨーロッパ中にホテルやレストランをもつ大金持ち。でも、お金の代わりの結婚、しかも、実は上流階級の権力を得たいという野望のための結婚だなんて……絶対許せない!!この結婚に愛はない。痛いほどそれを感じながら、甘くとろける口づけに、冷静な判断を失っていく…。契約結婚から始まった2人の愛の行方は?!
今さら祖国に戻ってプリンスと結婚しろですって!? プリンセスの地位を追われて15年、未亡人として平凡に生きてきたローズを、その申し出は困惑させた。だけど、考えてみて。このまま義理の父母に人生をコントロールされながら、亡き夫の亡霊に縛られて一生をおくるのが本当に正しいと言えるのかしら? 期間限定の契約結婚――これは私が自由になる最後のチャンスかもしれない。ローズは赤いドレスとハイヒールを身にまとい、陰謀うずまく大公家に飛びこんだ!
「…食事とお風呂の他に燈子さんは選べないんですか?」アイドルを引退して3年間、国広燈子は芸能界で活動するがライブ配信を中心として生計を立てる日々。正直こんな未来、ぜんぜん想像してなかった――!トラブルに巻き込まれた燈子に救いの手を差し伸べてくれたのは岩代悠司と名乗る若手弁護士。訳あってふたりは恋愛をすっ飛ばして即入籍する流れに!最初こそ契約結婚としてスタートしたけれど、互いの気持ちを確かめ合い二人は無事に両想いに。新婚生活はすごく幸せだけれど悠司に強敵が現れて…?溺愛前提! 元アイドル国広燈子と不愛想な弁護士岩代悠司はこの度、契約婚はじめました!?※本書には電子配信中の「【ショコラブ】溺愛前提、契約婚。~岩代弁護士は愛がデカすぎる!?~」(12)~(17)が収録されています。