元人気モデルのリディアは、児童救済の慈善団体のために開いたファッションショーにかかわった。ところが、その収益金が消えた。お金を着服したのはリディアの母親だったのだ! けれどリディアは、警察の取り調べを受けてもその事実を認めようとしなかった。母を不幸にしたのは自分だという罪悪感にとらわれていたから。窮地に追い込まれたリディアに救済の手をさしのべたのは、大富豪クリスティアーノ。彼の目的は、リディアとベッドをともにすることだった!

ロビンは車の衝突事故で兄サイモンを亡くした。同じ事故で対向車に乗っていて命を落とした女性の兄チェーザレは、事故の原因がすべてサイモンにあると思い込み、巧妙で残酷な復讐をくわだてた。圧倒的な経済力にものを言わせてロビンが拒否できない状況に追い込み、結婚を迫ってきたのだ! 復讐計画の一端にすぎない結婚話に、ロビンは反発したが、男らしさの化身のようなチェーザレに荒々しくキスされて、体じゅうの力が抜けていく自分がいた…。

ジーナは雑誌の取材をよそおい、ギリシアの大富豪アンゲロ・テュロスの80歳を祝う誕生パーティーに潜入していた。彼女はある事情から、どうしても老アンゲロと話をする必要があったのだ。しかしパーティー会場でジーナは見知らぬゴージャスな男性に微笑みかけられ、気がつけば彼女は会場を離れ、ミコスと名乗るその男と自分を見失ったまま熱いキスを交わしていた! ミコスが実はアンゲロの部下で、ジーナの素性を探ろうと意図的に彼女を誘惑したとも知らずに…。

ロンドンの大手建設会社社長令嬢であるダーシーは、娘の大学進学すら反対するほど、きわめて保守的な父親ギャビンに反発し、キャリアを身につけ自立しようとしていた。ある日、一族のなかで唯一信頼している叔母に懇願され、父の社長引退と新社長のお披露目を兼ねたパーティーにしぶしぶ出席することにした。そこで新社長として紹介されたのは、ジョエル・カスティール――2年前、ダーシーが悪夢のような出会い方をした憎き男だった!

教師の娘で、未亡人のジェニー。町の人々は彼女を慎み深い女性だと信じていた。そんな彼女は、過去に婚約者の弟ブレイドと愛を交わしたが過ちに気づき、兄のディーンと結婚したのだ。彼女の激しい一面を知るブレイドが町へ帰ってきた。共に暮らし始める二人。愛を交わした思い出が、二人の心に火をつけた。

"3年前の豪華客船旅行で自由奔放なブロンド娘を演じたエマ。出会った青年リーと熱く燃え上がる3日間を過ごしたエマの恋愛は心に深い傷を残して終わりを告げた――遊びを演じるしかなかった運命の出会い。やがて、臨時秘書と上司として偶然再会した2人。リーはエマが旅先の情事の相手だと気づいていなかった。"

4か月前見知らぬ女性を車に乗せたまま、アリーの夫は交通事故で亡くなった。そして今、同乗していた女性の身元が判明した。イタリアの著名な公爵の夫人だという。いまだ心の整理のつかないアリーは、残された彼女の夫に会って、悲しみを分かちあいたいという思いでローマに飛んだ…。ところが、公爵の屋敷では武装した警備員に門前払いをされたうえ、深夜ジーノという危険な香りのする男に拉致され留置場に押し込められた。いったいこれはどういうことなの!?

"生活のため秘書をしながら小説家を目指すテオドラ。小説の主人公ジェイソンのモデルは堅物の秘書に厳しい社長のジェイムズ。でも似ているのは外見だけ。「主人公は理想の男性。社長なんかは及びもつかないわ!」 ところが、そんなある日、堅物の社長ジェイムズが恋をした!!「熱烈なアプロ―チ」をくり返すジェイムズ。でもテオドラには逆効果!「社長に試されてる」と思い込んだ彼女は恋愛なんかそっちのけでますます「最高の秘書」に磨きをかけようとする。 そんな彼女にますます惹かれてゆくジェイムズ。 2人の恋の行方は-?そしてテオドラの夢は―?"

製材所の秘書マーシーには半年前から行方不明の夫がいた。ある日偶然見かけた新聞に夫アンディが、建築会社社長モーガンとして美しいフィアンセと一緒に写っていたのだ!マーシーは真偽を確かめるため山奥の家から長時間バスに揺られアトランタへと向かう。しかしマーシーは受付で冷たくあしらわれてしまう…。

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