「歯」に癒しを求めて…。 「人生つらいけどサンバだし、つらくなくてもサンバなのです。」 ツィッターにほぼ毎日更新され多くの人を癒しているかわいい二本?否、二人組の歯の日常を描いた『歯のマンガ』がついに書籍化! グッズにもなった「つらくてもサンバ」「おまえ~」はもちろん「吊るツラ」「あけみちゃん」「幻の家族」「タニマチさん」など人気の高いエピソードを厳選し収録。 さらには、この本でしか読むことができない描き下ろしエピソード(3本合計40ページ超)を収録します。 歯はどこから来てどこへ行くのか…。本書を読めば、「歯」の謎が解ける! ?
ヘタレリーマン・秋山進一郎の唯一の趣味。それは、女子キックボクシングを観に行くこと、というより正確にはキックボクサー夏野華の大ファン。ハイキック一閃で強そうな選手を美しい華がバッタバッタとなぎ倒していく姿に、パッとしない日々を送っている秋山は爽快感を感じているのだ。だがある日、秋山がいつものように試合に行ってみると華は出場していなかった。そして、それ以降華はキックの舞台から消えてしまったのだ。だがだがしかし、失意の秋山の目の前に泥酔した道に落ちて……ではなく倒れていて……天然キックガール・華と、真面目だけが取り柄の秋山が織りなす新感覚殴る☆蹴る☆ラブコメディー!
過去、小さな島で起こった悲劇を目撃し、体験をした結城美知夫(ゆうき・みちお)と賀来(がらい)神父。大人になってもそのときの悪夢を見続けるふたり。賀来は信仰に救いを求め、結城は復讐を誓い、当時の関係者を探し出しては残忍な殺人などをおこなっていく。賀来はそんな結城と神に背くような関係を続け葛藤するが、結城の前からは逃れられなかった……。手塚治虫がいままでのカラーを打ち破り、「ありとあらゆる悪」を描こうと挑戦をした異色作第1巻! <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT301~302『MW』第1~2巻収録 <初出掲載>1976年9月10日号~1978年1月25日号 ビッグコミック連載
●登場人物/種田恒夫(元・暴力団員。敵対する組の親分を誤って射殺し投獄されるも、何の因果か? 東京フェニックスの4番打者・童子秀巳の身代わりになることに)。聡子・ルイス・万里小路(種田を童子の身代わりに仕立て上げるため、アメリカから呼び寄せた研究者。素人をトッププレイヤーにすることで、ビジネスチャンスを つかもうとしている)童子秀巳(泣く子も黙る人気球団、東京フェニックスの4番にして史上最年少ホームラン王。) ●あらすじ/暴力団員・種田恒夫は、相手のチンピラを脅かすつもりで、銃を乱射、そこを隠れ家にしていた敵対する組の組長を、誤って射殺してしまう。双方の組と警察から追われる身となった彼は、幼い頃の唯一の楽しかった記憶を蘇らせ、野球場に逃げ込む。そこで自殺を計ろうとしたが、ホームランボールが外野席の彼を直撃。結局昔なじみの刑事により警察に収監される。5カ月後、独房でおびえ続けていた種田恒夫を、黒づくめでサングラスをかけた男2人 が刑務所から連れ出す(第1話)。▼オープン戦終了の翌日、早朝のランニング練習中に、ホームレスにしつこくからまれた童子秀巳は、相手を殴り殺してしまう。そして、その現場には目撃者がいた。童子に疑いがかけられていることを知った東京フェニックスの経営陣は、その顔に残った傷跡が、決定的な証拠となってしまうことを恐れ、童子の影武者を捜し出し、スキャンダルを未然に防ごうと画策。顔がそっくりな服役囚・種田恒夫を捜し当てる。傷痕が消えるまでの半年の間、影武者を務めるためには、見かけだけでなく、バッティングフォームまで童子に似せる必要があった。そして猛練習を開始するが…(第2話) ●本巻の特徴/顔がそっくりだというだけで、ホームラン王の身代わりとなった元暴力団員・種田恒夫は、紆余曲折を経て結局、開幕戦に代打として登場する。