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発刊: 2024.01.18 ~
完結・全1巻
新刊通知
a気付かないうちに他人を魅了しメロメロにさせる香りを放ち、遂にはキバまで生え始めてしまったアル…!! マグリーはアルの血を吸い続けてきたけれど、眷属にするつもりはなかった。吸血鬼ハンターである同級生・十文字桜子も「アルには吸血鬼化や眷属化の兆候はない」と聞かされていたが…。自分の身に起きた恐ろしい異変に戦慄する一方、アルは心の奥底でこうも考えてしまう…。このまま吸血鬼になってしまったなら、マグリーとずっと一緒にいられるのではないか…?と――。絶対に相容れることのない「人類」と「吸血鬼」という、断絶した種族同士で恋に落ちてしまったアルフレッドとマグリー…。険しく残酷で、そして激しくエッチな長い旅路の果てに、二人が辿り着いた先とは…!? 禁じられた純愛物語、感動の最終巻!! ※こちらは巻末に電子版のみの特典ペーパーがついている特別版となります。
発刊: 2024.02.24 ~
既刊1巻
新刊通知
a俺はお前の手がどれだけ汚れててもいいよ――裏の顔をもつ従者×美人子爵令息の主従ロマンBL!入野子爵邸前に捨てられていた朝陽は、子爵令息の透理と兄弟同様に育った。本当の弟のように接してくれる透理が幼い朝陽の世界の中心だった。月日が経ち、美しく立派に成長した透理は幼い頃と変わらず気さくに朝陽に接してくれた。ある時、とある華族のパーティに参加した透理が媚薬を盛られて帰ってきた。透理の熱い呼気と朝陽を呼ぶ声に「自分が触れていい人ではない」とわかりながらも、その欲望に抗えなくて――。
発刊: 2024.04.15 ~
既刊1巻
新刊通知
a「ずっとそばで守る 約束だ」 可愛い顔がコンプレックスな社長令息・鈴(すず)の悩みは 専属ボディーガードの颯斗(はやと)が過保護すぎること。かっこよくて世話焼きで完璧な颯斗が 四六時中そばにいるせいで、恋したくても自由がない。――ところが、ひょんな言い合いから颯斗とキスすることに! 「こういうのが大人のキスだよ」 恋愛経験ナシのピュアな身体を甘くとろかされてしまい――! ずっと家族みたいに思ってた“颯斗兄”の初めて見る男の顔に なんで俺、ときめいちゃってるんだよ…!? いじわる甘々なスパダリBGとの溺愛主従ラブ♪ ◆単行本収録の描き下ろし後日談(初キスの相手…?)付き ◇電子限定の描き下ろし漫画(オモチャでH☆)収録
元恋人の妖魔・シュイに連れられ、魔界に行ってしまった高春(コウシュン)。斐進(イシン)は高春を連れ戻すため、高春が大切にしていた弟・高琉(コウリュウ)に会いに行き協力を仰ぐことに。しかし高春は人間界で皇族に転生しており、国の第二皇子である高琉に近づいた斐進は不審者として捕らえられてしまう。すると、皇帝の秘書官を名乗る妖しい男に「高琉の心を射止めて貰いたい」と持ちかけられて…?物語の舞台は人間界へ。斐進の新たな恋の予感に、波乱の幕開け第2巻!コミックス描き下ろしマンガ&電子配信版でしか読めない限定描き下ろしマンガ付き♪※この商品は「狐艶伝 act.6~10」の内容が含まれています。重複購入にご注意ください。
【電子版限定:カラー扉収録!】愛になるのは、まだ先のこと……。元・人魚であるヴァンは、声も家族も居場所も失い、今は奴隷として港町の屋敷で働かされていた。新月の日、呪われた島と呼ばれる『フィスカ』の唯一の島民・イェンスと出会う。彼は今まで出会ったどんな人間より優しく思慮深い男だった。たまに会っては食事を共にし、穏やかな時間を過ごしていたある日、イェンスから身請けを打診される。「僕が住む島に君が来るには、僕の伴侶になる必要があるんだ――」 孤独な青年と元・人魚が織りなす、感動のヒーリングファンタジー、第1巻。
王子と王女、初めての家出!? 1544年―― 6番目の王妃キャサリン・パーを母として迎え、ようやく王家が家族として機能し始めた、その翌年。父王ヘンリーに老いの兆しが見える中、幼き王太子エドワードの後継者教育が急がれる。容赦なく迫る新時代の足音。望む望まざるに拘わらず、“男子たるもの”が背負わされる運命。「私と一緒に死ぬか? エドワード」 次第に追い込まれていく弟に、エリザベスが持ちかけた計画とは!? その時、セシルもまたその生涯を彼女に捧げる覚悟が問われることとなる――
最近出会った作品の中でも、間違いなくトップレベルに面白いお話。6人の王女を取っ替え引っ替えしたヘンリー8世と王妃たち、そしてその子どもたちの生涯を丁寧に描いた一作。 主人公はエリザベスの忠臣、ウィリアム・セシルであるはずなのに、暴君の存在感が強すぎて、「次は誰が斬首台行きになるんだろうか...」とハラハラしながらもページを捲る手が止まらなかった。 どこからが史実で、どこからがフィクションかわからない、その絶妙な塩梅に感服する。 作中で主人公セシルの憧れの人、トマス・クロムウェルが「立つ場所によって見える世界が変わる」と言っていた。まさしくそうだと思う。 本作を読む前の私は、ヘンリー8世の娘、「ブラッディメアリー」は史実からしても悪女だろうと勝手な先入観を持っていたのだが、そうではない一面も伺い知ることができた。 そういう意味で、本作は世界史の教科書の記述だけでは語りきれない、様々な世界の見え方を体感できるところが魅力だと思う。今後も引き続き、本作を通して多面的なテューダー朝を知って行きたい。
by タコ星人🐙 (48)