「オレ 知ってるよ。桐ちゃんが両性だってこと」 目つきの悪い元ヤン男子・三上桐は、なぜか毎日、欲望に目をギラつかせた男達に迫られる学校生活を送っていた。 潔癖で男らしい性格の桐にとって、安心できるのは弟のような幼なじみ・篠原湊だけ。 そんなある日、桐の体に異変が起こる。 細身ながらも男らしい体つきの桐の股から、赤い血が流れた。 初潮――。 産まれた時は未発達だったハズが気づかないうちに両性体になっていたのだ。 事態を受け入れられない桐は、逃げるように湊の部屋を訪れるが、動揺を悟られ「もしかして生理になったの?」と体を抱きしめられた――。 ヤンデレ年下幼なじみ×元ヤン両性男子。 大人気! 両性具有シリーズ! !
小倉は犬好きでちょっとビビりの高校生。偶然にも同じ学校のヤンキー・大上に生える“耳”を見てしまったことから、周囲にバラされることを危惧した彼に見張られるようになってしまう。寝ぼけてニオイを嗅いできたり、膝にすり寄られたり――。そんな行動をさして気にしていなかった小倉だけれど、「うまそうなニオイすんだよ」と発情した大上に迫られて…!? ◆収録内容◆「発情オオカミくんのごちそう」全3話・「純情オオカミくんの初恋」全2話/単行本収録描き下ろし/電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P)(※本書は電子書籍「発情オオカミくんのごちそう」・「純情オオカミくんの初恋」を一部加筆修正して収録した単行本の電子版となります。)
フリーターの尚樹の新しいバイトは家政夫。ギックリ腰で倒れた祖母のピンチヒッターとして超有名小説家・仙石原元の元へ派遣されるのだ。始めは失敗続きだったものの、尚樹が作る料理を気に入った仙石原は、徐々に尚樹に慣れ始める。そんなある日、仙石原の元を軽薄な男が訪れ寝室に消える。ベッドが揺れる音を聞いた尚樹は、あからさまに動揺してしまい、それを見た仙石原から「自分はゲイだ」と伝えられる。ドギマギしてしまう尚樹に、仙石原はニヤニヤと笑い「ヒーヒー言わせてやる」と押し倒してきて!? クールな旦那さまが青年家政夫をエロティックにいじる雇用関係ラブ! ◆収録内容◆「小説家と家政夫」全4話/単行本収録描き下ろし/電子限定描き下ろし(おまけ漫画1P/ペーパー)