新しき才能、山本和音の初作品集! 失われていくものたち。それでも僕たちは生きていく。 『星明かりグラフィクス』『生き残った6人によると』の山本和音、初の作品集。 ポップな絵柄とセリフ回しの妙、内に秘めたテーマ性。 新しき才能、山本和音が描いてきた、ショートショートから中編までの作品群を収録。 【収録作品】 太陽からの手紙/夏を知らない子供たち/まどか田園へ行く 100ドルは安すぎる/怪獣警報/銀河鉄道の女/コーディネートレンジャー 中学生はよく食べる/雨は止んだか/ナイトゲーム/恋と夜をかけろ
その少年の名は百音(もね)。正体は男装した美少女だった――。 「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。 だが、その倶楽部は女人禁制であった――。 「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。 幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、 長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。 「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。 正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく"文學ガール"! 笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!
0世紀の半ば、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの流れ「ミッドセンチュリー」。 レイ・イームズ、ル・コルビジェ、柳宗理らによる建築・家具・デザインをこよなく愛する青年樋山大成(ひやま・ひろなり)は、美しく、魅力に満ちた、自分だけの理想の部屋に暮らしていた。 ところが壁をはさんだ隣りの部屋から鉄パイプが壁を突き破って侵入。その穴から大量のゴキブリがはい出し、お気に入りの家具はメチャクチャに! 怒った大成は文句を言いに隣りのチャイムを押すが、現れたのは絶世の美女・雪乃(ゆきの)。美部屋と汚部屋、美女と凡人、いまでこぼこなふたりの新生活が始まる……!
3.53
86
発刊: 2022.01.15 ~
既刊5巻
新刊通知
aフィンランド・ラップランド地方。吹雪と共にやってきた、謎の刺青青年"ジュン"を迎え入れたのは老紳士たちが営む小さなホテル"メッツァペウラ"だった。新鋭・福田星良が確かな画力で描く、美しくも厳しい大自然と、その中で生きる、温かい人々の物語をお楽しみください。
超巨大闇組織「藤山会」が擁する最強の殺し屋・エンドウオワル。無慈悲な仕事ぶりと圧倒的な戦闘力から、“殺人機械”と恐れられた彼が、ある日引退を決断する。その理由は、地下アイドル・ろ~ゼシアのかおりんに胸を張って生きるためだった――。ライブTシャツ、チェキ会、生写真ガチャ……。闇の掟が肉体に染み付いた男は、果たして無事に推し活できるのか?連載開始時から漫画誌ハルタにて大人気。命懸けの地下アイドル応援記、開幕!!【作家情報】大島 琳太郎(おおしま・りんたろう)2021年、「テラン 2021(SUMMER)」掲載の「日向インパクト」でデビュー。2022年、初連載『殺し屋の推し』を開始。キレのある作画で爽快な笑いを描く。
大正末期、翻訳家・藤が引っ越した先は雅趣あふれる「開花アパートメント」。そこでは住人全員が秘密を抱えていた。亭主を手にかけた「毒殺婦人」に歳の離れた探偵コンビ、不自然なほどに仲睦まじい二組の夫婦……。妖しき人間模様が絡み合う集合住宅奇縁譚。新鋭・飴石のデビュー作、第1巻!
発刊: 2024.04.15 ~
既刊1巻
新刊通知
a京都・本能寺に伝わる伝承や、長野・琵琶池にまつわる民話など、日本各地に語り継がれた種々様々な昔噺を、新進気鋭の作家・おくがフルカラーでコミカライズ!古来の物語に息づく、愛、歓び、そして悲しみを、美しく迫力のあるビジュアルで、想像力豊かに描き出します。【収録作品】第一話 襖向こうの景色第二話 火 鎮める樹第三話 泣く橋と花嫁第四話 蝶と侍第五話 竜と琵琶法師【著者プロフィール】おく鮮やかな色彩と大胆な構図を武器に、和のモチーフを中心に描くイラストレーター/漫画家。2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』公式サイト担当ほか、『ナゾノベル 鬼切の子』シリーズ(朝日新聞出版)の挿画を務めるなど、幅広く活躍中。2023年には『翳色 おく作品集 ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK』を上梓。Twitterアカウント:2964_KO