2007年01月10日発売
1巻
憎めない末っ子キャラ
要は前巻に引き続き、お子様でやんちゃで騒がしい、甘ったれで能天気でお気楽。
ここまで揃うと好みから外れてくるので、ちょっとどうなの?と思うぐらいうざったいお子様だなぁと感じる。
けれど柴に駄々を捏ねる我が儘な姿から一変、嘘みたいに切なく健気な表情を見せられたり、頑張ったりする姿をみせられるとキュンとしてしまう。
柴のことが大好きで、大好きで甘えたくて甘えたくて。
大好きな兄弟たちよりもずっとずっと柴の方が好きなんだよ!
言葉で、しぐさで要が見せてくれるのが堪らなく好きです。
大人と子供の恋愛は色々な障害が付きものですが、躓き転びながら、恋に前向きに爆進む要がとにかく可愛かった。
柴は大人の余裕がありそうでない。
要にはいつも心乱され、その突飛な行動に振り回されてる。
頭を抱え全く・・・とか思いつつも最後には全て許容してしまう。その表情に要が可愛いんだなーとか思わせられたりして。
おまけに要の長兄(間違いなく腹黒)には「要にふさわしいか」と値踏みされ、煙草の残り香が未成年の要からする。大人としてちょっと不注意なんじゃないか?とかチクチクと嫌味を言われてしまい、カチンと来てしまったりして、三森兄弟に関わるとロクなことがねぇ!と思ってそうだ。
そんなこともありつつ、時には厳しくしながらも要を甘やかし可愛がる柴。
三森家次男の誉も柴の同僚刑事と偶然出会い、フォーリンラブ!な短編が一本入ってました。
モテない30男と高校生のラブです。【This item is excerpted from "http://www.chil-chil.net/top/". 】