15年前の消えた初恋、それがすべての始まりだった……。
不治の心臓病で亡くなった初恋の人、優子。初恋の人を救えなかった2人の男は医療研究の最前線に立つ研究者になっていた。
「命をこの手で創るんだ」
研究者たちの純粋すぎる思いがやがて狂気を呼び覚ます。15年前の誰にも知られなかった秘密が明らかになった時、読者は驚愕のラストへと導かれるーーーーー! ! ! ! ! !
440ページに及ぶ長編の中で、ips細胞や人工心臓をめぐる医療研究の最前線が抱えるタブーや問題点が、著者やまあき道屯氏の筆致により如実に浮かび上がります!
『医療漫画』の異色作としても必読の一冊です。