第7巻となる本巻では―――自らの貞操を奪った輩に仕返しするために旅に出た女剣士の物語/『修業人宿』惚れた男のために妓楼を焼き、島流しになった花魁の意地を描く/『花鳥風月』某有名老中の若かりし頃の性を描いた/『節分会』戦国時代の闇が生んだ呪いの谷の正体は……/『花魁淵』一人の妾を複数で抱えていた男達の事件簿/『五人廻し』人気役者たちを股に掛ける悪女の末路/『どんでん』会津は磐梯山で頻発する神隠しの正体は……/『磐梯山の怪物』薬問屋の小姑問題がこじれにこじれて……/『星月夜』―――計八篇の読み切り作品を収録。