鋼鉄天使くるみ

介錯

3.06

863

完結・全11巻

『鋼鉄天使くるみ(1)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(2)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(3)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(4)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(5)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(6)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(7)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(8)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(9)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(10)』巻の書影
『鋼鉄天使くるみ(11)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.06

3件の評価

3.6

11巻まで読みました

他に『円盤皇女ワるきゅーレ』や『神無月の巫女』などを描いた介錯の代表作のひとつ。
何度もメディアミックスされ、現在もアニメ主題歌の"KissからはじまるMiracle"は一定年齢代以上のアニオタはマストで歌えるナンバーです。
サクラ大戦や花右京メイド隊などと同様、00年代アニメを代表する一作の原作マンガですね。

一応、日本の大正中期が舞台です。
陰陽師家の少年・神維仲人が、なぞの機械だらけの部屋に迷い込み、そこでスリープ状態にあった鋼鉄天使くるみと偶然キスしてしまう。
そのキスによって、仲人はくるみのご主人さま登録され、くるみは起動することになります。
少女の見た目をした鋼鉄天使は、オーバーテクノロジーで作られたメイドロイドで、普通の少女と同じように人格があります。
くるみ以外にも、鋼鉄天使弐号機サキ、参号機カリンカが登場し、少年陰陽師の主人公が、美少女型鋼鉄天使といちゃいちゃする内容です。

いかにも同人受けする設定ですがストーリーは結構ハードです。
エンゼルハートを宿した鋼鉄天使は軍事兵器であり、開発者の綾小路鉄男氏は、鋼鉄天使に殺戮をさせることに反対したためにくるみ、サキを隠匿したんですね。
序盤は鋼鉄天使を奪うために軍隊が、サキや、独自開発のエンゼルハートを2つ搭載した鋼鉄天使・カリンカをぶつけます。
その後、世界の鋼鉄天使がぶつかり合い爆発的な技術革命を狙う"鋼鉄天使計画"の話が登場し、仲人と鋼鉄天使たちは戦いの渦中に飛び込んでゆく展開です。

ストーリーはハードですが、美少女タイプの鋼鉄天使が大量に登場する上、装甲が破損しポロリするシーンも多数あり、基本的には明るい内容です。
ただ、未来や過去へ飛んだり、未来人や魔属と呼ばれる存在が登場するなど、ストーリーが進むに従って複雑になっていきます。
バトルシーンが多く、コマも混雑しているので、結構読むのが大変です。
「~ですぅ」みたいなくるみの口癖も今読むとつらいものがあり、当時のファンが回顧で読むにはいいと思います。

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