2011年04月30日発売
1巻
中世から近世へと移りゆく変動の時代に、より確実な学問を求め続けたデカルトは、万人に平等に宿る「理性」を正しく用いることで、絶対確実な真理を得られると考えた。そして、すべてを疑うという方法的懐疑のなかから導き出された真理とは…? 近代哲学の基礎を築いたデカルトの、真理をつかむ方法が記された、哲学入門書を漫画化!デカルト(1596~1650)フランスの哲学者・自然学者・数学者。ポワチ大学を卒業後、ヨーロッパを旅しながら、多くの学者たちとの交流を得る。自己の原点を追求し、「近代哲学の父」と称される。また、解析幾何学の創始者でもある。その他の著作に『省察』『哲学原理』など。