2010年12月01日発売
1巻
常勝軍を率いる英雄の人心掌握術! 紀元前58年、ローマの平定を目指すカエサルは、属州総督の任務にふさわしい地をガリア地方と決める。しかし、ガリアでは数百におよぶ部族が乱立し、原住民たちは常にゲルマニアの脅威にさらされていた―。未開の地へと挑む英雄カエサルの偉業がいきいきと綴られ、古典最高峰とも謳われる軍事記録書を漫画化!カエサル(紀元前100~紀元前44頃)共和政ローマ末期に活躍した政治家・軍人。三頭政治、ガリア遠征、内乱とめまぐるしい活動を経て終身独裁官となり、共和政から帝政へと転じるきっかけとなった人物。自らの手で記した『ガリア戦記』は、文学的にも高く評価され、歴史研究の上でも貴重な資料となっている。