賭博黙示録カイジ

名作と名高いカイジシリーズ、伝説の始まり。
キーワードは「クズ」「勝つべくして勝つ」「圧倒的個性……！！」
限定ジャンケン・鉄骨渡り・Eカード。何れにしても心理と知略、どんでん返しの衝撃。他では味わえない刺激がカイジにはある。
何度読んでも飽きない。滑るように読み進めてしまう。謎の魔力に溢れています。

心理描写がかなり丁寧で展開がゆっくりだけど、それが今シリーズの最大の特徴で長所でもある。
それは説明が丁寧だとか、分かり易さがずば抜けているのでもなく、臨場感たっぷりの形を無視した心理描写。ほんものの熱狂と悔恨。
心理戦・頭脳戦漫画は数あれど、これ程心理描写に卓越した漫画はないと思う。
あと圧倒的なクズ率も。

カイジの頭脳戦の練り込みはもちろん素晴らしいが、後のエピゴーネンのほとんどに欠けているのが、ヒリヒリとする心理描写。

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セリフとしては「この手はなんのためについている」と「胸をっ」が好き?Eカードの勝ち方は駆け引きの醍醐味が詰まってて最高?

絵がなぁ。アゴがなぁ。でも、普通に面白い。一作目の映画がほぼ網羅してて、地下帝国は、次のシリーズか。最後ああなるなんて、知らんかった！

言葉のチョイスが良い。圧倒的です。原作読みにくいと言う人は、アニメから入るのもおススメです。

絵の感じで敬遠してたけど、いざ読んだらどんどんカイジの世界に引き込んでくれた作品。
ざわざわする展開に絵の好き嫌いなど関係なくなってしまうほどの面白さだった。
ギャンブルはホント怖い。

ざわ…