覆面系ノイズ

福山リョウコ

3.54

3676

発刊:2013.10.18 〜

完結・全18巻

『覆面系ノイズ(1)』巻の書影
『覆面系ノイズ(2)』巻の書影
『覆面系ノイズ(3)』巻の書影
『覆面系ノイズ(4)』巻の書影
『覆面系ノイズ(5)』巻の書影
『覆面系ノイズ(6)』巻の書影
『覆面系ノイズ(7)』巻の書影
『覆面系ノイズ(8)』巻の書影
『覆面系ノイズ(9)』巻の書影
『覆面系ノイズ(10)』巻の書影
『覆面系ノイズ(11)』巻の書影
『覆面系ノイズ(12)』巻の書影
『覆面系ノイズ(13)』巻の書影
『覆面系ノイズ(14)』巻の書影
『覆面系ノイズ(15)』巻の書影
『覆面系ノイズ(16)』巻の書影
『覆面系ノイズ(17)』巻の書影
『覆面系ノイズ(18)』巻の書影
ムー子さん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.54

85件の評価

3.8

18巻まで読みました

バンド活動が主軸の少女マンガ。
バンドグループの活動がストーリーのメインで、それに恋愛を絡めた展開となっています。
アニメ化、実写映画化していますが、音楽活動が主軸ということで、メディアミックスではボーカル曲に気合が入っている様子です。
アニメ、ドラマ両方未チェックですが、それぞれコンポーザーが異なるようなので、そちらもチェックしておきたいと思いました。

舞台は神奈川県のとある高校。
幼い日に隣に住んでいた幼なじみの「榊 桃(モモ)」と、由比ヶ浜の浜辺で出会った、作曲ができる「杠 花奏(ユズ)」の2人と別れた「有栖川 仁乃(ニノ)」は、いつか2人と再会する日を信じて由比ヶ浜で歌い続けていた。
高校に進学したニノは、そこでユズと運命の再会を果たす。
そしてニノはユズの所属するバンド"in No hurry to shout(イノハリ)"のボーカルとしてスカウトされ、そこで歌い続けることを決める。
一方で、実は同じ高校に進学していたモモは、既にプロの作曲家としてキャリアを積んでいた。
というストーリー。

イノハリの他に、モモが所属する"SILENT BLACK KITTY"というバンドが対抗として登場し、恋愛模様を描くものになっています。
バンドは高校生バンドで留まるものではなく、野外フェスや数百人規模のハコを埋めるライブをし、タイアップや曲の提供を行うなど、高校生ながら商業的成功を収めている描写があります。
一方で、ロックバンドでラブストーリーですが、ドラッグとセックスに走るようなことは無く、ライブの苛烈さと日常のホンワカ具合の格差が感じられました。
いかにも少女マンガという感じの作品だと感じました。安心して読める作品と思います。

ライブのシーンは臨場感が凄いです。
こういうの読むとライブに行きたくなりますね。
ただ、ライブシーンはとても良かったのですが、ストーリー部分で状況が分かりづらく、するする読める割に頭に入ってこないところがあります。
しかし全体を通して作品の雰囲気は良く、スピード感と躍動感が溢れる作品でした。

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