ヨコハマ買い出し紀行

芦奈野ひとし

3.55

1939

完結・全14巻

『ヨコハマ買い出し紀行(1)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(2)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(3)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(4)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(5)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(6)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(7)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(8)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(9)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(10)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(11)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(12)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(13)』巻の書影
『ヨコハマ買い出し紀行(14)』巻の書影
シンさん、他2人が読んでいます

あらすじストーリー紹介

お祭りのようだった世の中がゆっくりと落ち着き、のちに“夕凪(ゆうなぎ)の時代”と呼ばれる近未来の日本。人型ロボット・アルファは、喫茶店『カフェ・アルファ』を営みながら、オーナーを待ち続ける――。アフタヌーン本誌で12年もの間、読者の支持を集め続けた異色のてろてろSFコミック。

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.55

14件の評価

5.0

14巻まで読みました

改めて読み返してみましたが、すごい話だと思います。
もう、随分前に連載終了しているのに、全く色褪せないばかりか、懐かしいのに新鮮な気持ちにさせてくれるような。

作中の詞で言うところの、“お祭りのようだった世の中”が落ち着いて、“後に夕凪の時代と呼ばれる”未来の日本が舞台。
作中の状況についてはっきりと明言されてはいないのですが、どうやら都市は水没し、文明は衰退、人類は滅びに向かっている様子です。
そんな中、カフェ・アルファを営みながら、オーナーの帰りを何年も待ち続けているロボット、アルファさんと、周囲の人々の話。
地球を周回する謎の巨大飛行機、異様に育った果物、ロボットたちの出生の謎、人の形をしたきのこのような物体など、作中今の状況を読み解くようなTipsは登場するのですが、謎は解き明かされることなく、連載は最終回を迎えました。
そんなわけで、ストーリーはあっても断片的なため、アルファさんのてろてろとした日常をぼんやりと描いたものになっています。

文章が少ない、というか話によっては「んー」とか虫の声だけとか、そういう回もあります。
確かに、世界は破滅に向かっている雰囲気があるのに、悲壮感は感じられず、穏やかな時の流れを感じさせる作品です。
ただ一方で、作中には時間の経過があり、海はどんどん迫り上がって、子供が大人になって親になるのですが、アルファさんたちロボットは老いずに、カフェ・アルファで変わらぬ日々を過ごしてゆく。
人類が終焉を迎え、彼女たちの可動が止まるその日まで。

月琴という楽器が出てくるのですが、本作の雰囲気にもあって素敵です。欲しいなー。

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