魔法少女・オブ・ジ・エンド

佐藤健太郎

3.30

4910

発刊:2013.01.08 〜

完結・全16巻

きよきよさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
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3.0
2.0
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3.30

126件の評価

3.0

16巻まで読みました

ある日、突然大量の魔法少女が現れる。
人々はその圧倒的な暴力により、撲殺され、溶かされ、焼かれ、残虐の限りを尽くして惨たらしく殺されていく。
普通の日常を過ごしていた「児上貴衣」は、幼なじみの「福本つくね」達と共に魔法少女達から逃げ出すが、といった展開で始まるパニックホラー作品。

怪物の姿が異形の魔法少女というのが特徴です。
1巻の表紙に描かれているそれに代表される、不気味な魔法少女が「まじかる~」と呟きながら人を虐殺して回る姿はまさに狂気。
恐怖の表情を湛えて逃げる女の子を追いかけてガリガリ殺す姿は素晴らしかったですが、耐性のない方にはトラウマものかと思います。
多種多様の魔法少女が、それぞれ個性的な能力で殺す姿は見ていて楽しかったです。
なお、魔法少女は基本的に気味の悪い容姿をしていますが、かわいいデザインになっているのもいます。
個人的には終盤に出てきた、単眼でスク水の魔法少女が性癖的にストライクでした。
ただ、こいつの魔法を食らうと全身の穴から体液を吹き出して絶命するので、悔しいですが近づきたくないですね。

序盤は絶望感が半端ないサバイバルホラーなのですが、中盤からは残酷描写が薄れ、時間移動や平行世界の大バーゲン状態となります。
文章量があまりにも多いので、途中でストーリーを追うのを放棄してしまったというのが正直なところです。
絵はきれいなのですが内容が複雑で説明だらけのため、展開についていけませんでした。
ちゃんと読めば面白いのかもしれないですが、序盤で私が求めたものとは違ってきたと感じました。
ラストはなんだかハッピーエンドで終わったっぽいけど、何がどうしてこうなったかが理解できませんでした。残念 。

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