Name: 憂鬱な朝
Brand: 徳間書店
Rating: 3.88 (24 reviews)
ISBN: 9784199604027

【日替わりレビュー：月曜日】『憂鬱な朝』日高ショーコ

日高ショーコ

父の死後、10歳にして久世子爵家当主の座を継ぐことになった暁人。家令兼教育係は、
父の遺言で全権を委ねられた桂木だ。久世の分家筋の出身で、父の信頼厚かった桂木は、
社交界でも一目置かれる美貌のやり手だが、実は特権階級へは批判的。しかも暁人には
冷たいほど厳しくて…!?
人気急上昇中の著者、初の連載作品がコミックス化!! 若き子爵×美貌の執事のクラシカル・ロマンス

明治の日本を舞台にした大河BL。若く聡明な久世家当主「暁人」x怜悧な筆頭家令「桂木」。幼い当主と冷たく厳しい教育係、という関係から始まった2人。成長するに従って暁人からの真っ直ぐな恋心に次第に絆されていくクールな桂木がギャップ萌え。しかし出自、身分、家、政治…色々な背景が2人の障害に。お互いの為を思い動く程にすれ違う2人…はあ〜一気読み出来る幸せ！！

Charaコミックス

カッコ良い。惚れる。艶っぽい。
個人的な独断と偏見で。

いい男

諫山創

巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。


進撃の巨人

幸村誠


2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。
夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。
2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。

しがないデブリ(宇宙廃棄物)回収船に乗り組むハチマキは、大きな夢を持ちつつも、貧相な現実と不安定な自分に抗いきれずにいる。同僚のユーリは、喪った妻の思い出に後ろ髪を引かれ、自分の未来を探せずにいる。前世紀から続く大気の底の問題は未解決のままで、先進各国はその権勢を成層圏の外まで及ぼしている。人類はその腕を成層圏の外側にまで伸ばした。しかし、生きることーーその強さも弱さも何も変わらなかった。

プラネテス

大場つぐみ

小畑健

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる！！　かつてないスリルとサスペンス！！

DEATH NOTE デスノート

手塚治虫

謎の天才外科医B・Jが、その鋭いメスで人間の心の奥の本性をえぐる不朽のヒューマン大作！！



ブラック・ジャック

雲田はるこ

満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎。 
娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。 
昭和最後の大名人・八雲がムショで演った「死神」が
忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。 
弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!?



昭和元禄落語心中

沙村広明

「勝つ事こそ剣の道」という逸刀流統主・天津に両親を殺された少女・凜は、仇
討ちのため、身に血仙蟲を埋め込んだ不死身の男・卍を助っ人にする。異形・残
虐・悲運……様々な殺人者たちが交錯し葬られる、凄惨な剣戟活劇。これが「ネオ
時代劇」だ! 第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。

無限の住人

清水玲子

変死を遂げた米大統領、自殺した連続殺人犯…。彼らの脳に遺された映像が語る「秘密」とは…!?大幅加筆の上、シリーズ第1作より収録!!

秘密

吉田秋生

父親、兄弟……。それぞれの関係の中での愛憎。兄であるテリーから見た、年の離れた幼い弟ヒースへの愛情がつづられている。名作「カリフォルニア物語」のヒースの少年時代を描いた、感動の好編「夢の園」他３編を収録！少年たちの苦悩や葛藤を細部まで表現した傑作！

夢の園

憂鬱な朝

徳間書店

腐女子になってから絶対1度は読んでみたかった作品でしたが一気に読み終わった後は暫く余韻で放心状態でした。8巻が長い…！2人が沢山すれ違ってなかなか上手くはいかない…その歯がゆさにいてもたってもいられなくなります。年の差とか階級とか身分とかある中で2人の気持ちが全部重なるまでも長いので読み応えがあると思います。内容が濃いのでどのページもしっかり読むべきです。

とても上質な物語でした、、！
明治時代の服装や街並み、文化が好きで貴族階級のお話も興味深く、恋愛だけではなく全体的には面白かった。

華族制度や血筋、身分、家、そういう確執の中で様々な困難と闘いながら、お互いどうしようもなく惹かれているのに考え方や意見が対立してどうしてもうまくいかない、という切なさMAXのお話しです。
なかなかに重厚で読み応えのあるハラハラする展開、ラブの要素がほぼ無い政治的なお話しが続くと思えば突然やってくる甘々なラブの要素。”エロ”の描き方も品がありこの世界観にぴったり、好感度大でした。
8巻までまとめ買いで一気に読みましたが、読んでいる間はこのワールドにドップリ浸りきり。BLのジャンルに収まりきらない素晴らしい作品です。

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女性マンガ

父の死後、十歳にして子爵家当主の座を継いだ久世暁人（くぜあきひと）。教育係を務めるのは、怜悧な美貌の家令・桂木智之（かつらぎともゆき）だ。けれど、社交界でも一目置かれる有能な桂木は、暁人になぜか冷たい。もしや僕は、憎まれているのか──!? 桂木に惹かれる暁人は、拒絶の理由が知りたくて…!? 若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマン。

憂鬱な朝(1)

「生涯仕えると誓う代わりに、伯爵以上の陞爵（しょうしゃく）を」――桂木（かつらぎ）からの条件に同意し、強引に抱いてしまった暁人（あきひと）。けれど、どんなに情事に溺れても、桂木の態度は冷たいまま。怜悧な美貌を崩さない家令に、若き子爵は激情と苛立ちを募らせる。そんな緊張を孕（はら）む主従は、ある晩、森山侯爵家の夜会に招待されて…!?

憂鬱な朝(2)

家柄も爵位も関係ない、ただ一緒にいたい──。桂木（かつらぎ）への激しい恋を抱えながら、佐条（さじょう）公爵家の令嬢との婚約話を進める暁人（あきひと）。将来を見据えた暁人は、親友・石崎（いしざき）の父に媒酌人を依頼する。ところが石崎は、「代わりに、桂木智之（ともゆき）が欲しい」と交換条件を出してきた!! 同じ頃、元書生の雨宮（あまみや）は、桂木の出生に関わる資料を発見して!?

憂鬱な朝(3)

桂木（かつらぎ）は先々代の庶子だった…!!　事実の発覚を機に、暁人（あきひと）を外から支えようと、久世（くぜ）家を出て石崎（いしざき）家に入った桂木。ところがある日、暁人の不穏な噂を聞きつけ、急遽別宅を訪ねてしまう。「もう会ってくれないと思っていた」はかなく笑う暁人は、爵位を桂木に譲るため縁談を破棄、森山（もりやま）侯を脅迫した、と衝撃の告白をして──!?

憂鬱な朝(4)

桂木（かつらぎ）に「好きです」と告白され、混乱したまま森山（もりやま）侯の夜会に出席した暁人（あきひと）。そこで暁人が対面したのは、亡き父の義弟・直継（なおつぐ）──桂木が次期当主にと画策する叔父だった!! けれど、直継と話すうち、「この方は当主に相応しくない」と桂木の思惑を疑い始めていく。一方、桂木は暁人の廃嫡を撤回させようと森山侯に迫り…!?

憂鬱な朝(5)

久世（くぜ）家の跡継ぎ問題を賭けた森山（もりやま）侯の夜会──。その駆け引きの一夜が明けると、桂木（かつらぎ）の様子が一変!! 桂木の策をことごとく潰した暁人（あきひと）に、なぜか何も言わないのだ。「お前らしくないよ」そう訴えてくる暁人が、自分の手を離れてゆく喪失の予感に、桂木は密かに揺れ惑う。そんなある日桂木は、暁人の留学話を知ってしまい!?

憂鬱な朝(6)

【電子限定版】カラー扉付き●「この手をを二度と離さない」──桂木(かつらぎ)との逢瀬でそう誓った暁人(あきひと)。桂木から初めて弱音を聞いた暁人は、改めて過去の清算を決意!!　最後の生き証人である、病床の桂木高正(たかまさ)の元を訪れる──。一方、激怒する石崎(いしざき)父と対峙し、叱責された桂木。 工場経営での独断専行を咎められ、大番頭の職を解任されてしまい…!?

憂鬱な朝(7)

【電子限定版】カラー扉収録。●亡き先代の面影が残る鎌倉の地で、思い出す確執と擦れ違いの日々──暁人(あきひと)の渡英が迫る中、過去と向き合った桂木(かつらぎ)は「二年間は長すぎます」と本音を吐露してしまう。そんな真摯な桂木に、暁人は「一緒に英国へ行かないか？」と旅券を渡して…!?　久世(くぜ)家を守り、未来を繋げるために、二人が歩んだ恋の軌跡、ついに感動の最終巻!!

憂鬱な朝

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