2012年05月30日発売
3巻
人生懸けた恋をした。女と女の最後の選択!殺した女。殺させた女。“共犯者”となった二人の旅路で次第にあらわとなる、血縁への執着と、お互いへの無理解。未練と倦怠に挟まれ、自殺か服役か逃亡か心中かいずれも“どんづまり”の選択肢を前に立ちつくす二人に、光は射すのか…。血にまみれた手で欲したものはなんだった?女たちの魂の咆哮、あるいは彷徨――これにて幕。主な登場人物/殺した女(学生時代から密かに「殺した女」を慕っていたレズビアン)殺させた女(夫殺しを依頼した。レズビアンから向けられた好意には気づいている)「殺した女」の兄(妹はそそのかされていると信じ込み、出頭させようと画策する)【第21話~最終話を収録】