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さいとうちほ
3.60
3242
発刊:2013.03.08 〜
完結・全13巻
男らしい姫君と女らしい若君それなら いっそ とりかえてしまいませう―――ベテランのさいとうちほが、新たな衝撃作をスタート! "男女逆転ドラマ"の原型である古典「とりかへばや物語」を大胆にアレンジ。男として生きる女君・沙羅双樹と、女として生きる男君・睡蓮の禁断の運命は―――!?
78件の評価
オルハ
4.0
古典っていうのはすごい話があるんだなー。本作は、平安時代頃に書かれた話の漫画化。スピリチュアルなことが普通に起きるんだけど、信じられている時代感だからそれは全然違和感無く読めた。石蕗、クソやろーってなるくらいかな。というか、平安時代に男女の入れ替わりモノ作品が書かれてるとか、ほんとすごい。
かるすとん
3.2
歴史上の作品を分かりやすく漫画にしてくれている。時々突拍子もないスピリチュアルな話が出てくるけど、それは歴史上の作品でもあるから仕方ないかな。主人公の双子がラストまで成長していく様子を見るのは楽しかったです(^^)
りっちゃん
4.1
長い間この世界観に浸ってしまう素晴らしい漫画。何もかもが美しい…。正直に言うと石蕗がキャラクターとして無理すぎて、帝パートに入るまでストレスが凄かった。こんなに生理的に受け付けないキャラクターはそうそういない。大ゴマを使って石蕗が何かカッコつけて話すたびにタブレットを殴ってしまっていた。その分のカタルシスというのは確かにあったし、相対的に帝の誠実さや清廉さには心ときめいた。先生が描かれるあの時代の価値観みたいなものは、今を生きる自分にとってはトラウマレベルで受け付けないな…と思った。悪役らしい悪役もたくさん出ていて面白かった。帝も大好きだけど、東宮様と沙羅・睡蓮の父上がやっぱり一番好きだったな…何事も受け入れる懐の深さと愛情の深さ、見習いたい。
Momo
Lisa
sts
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