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峰浪りょう
3.94
11229
新刊通知
発刊:2016.03.18 〜
完結・全17巻
134件の評価
ゆき
4.0
序盤を乗り切れば面白い。ラブコメとしては割と最高レベルなのでは?もっと短く纏められたら評価は上がる。
ゆるる
3.7
このレビューにはネタバレを含みます。
なんだろう。男の子が好きそうなラブコメ。ただ、なんか高校生男子の妄想がリアル感じがしたし、でもエロくないのが良い。この後どーなるんだろ。個人的にはえびのさんが恋が可愛い
あのひと
4.5
タイトルで損してる。ゾンビってだけでサバイバルものとかホラーものと勘違いされる。意味がわかればゾンビっていう揶揄は秀逸なんだけど、主人公の父親の言ってた悪魔を使って初恋デビルくらいのがまだライトに受け止められてラブコメ感でたかも。狙いすぎて失敗かな。作品として今まで読んだラブコメの中でもかなり面白い。オススメ。
テツ
4.2
ラブコメジャンルの中で1番面白いと思います。
まさす
予測できない展開のもっていきかたがさすがすぎる
msmnkn
3.0
「アイライクユー」から「I Love You」へ初恋がまだの人にも、初恋をこじらせた人にもぜひ読んでほしい青春ラブストーリーです!初恋を成仏させることなく青春に置き去りにしてきた人には特におススメです。タロウ、イヴ、指宿くん(リリス)、江火野さんの四者四様の恋模様。相手を思うがゆえに自分の気持ちを押し殺し、赤い糸もどんどん複雑に絡み合って、後半になるにつれ正直読むのがつらい、そんな風に思えた時期もありました。みんなに幸せになってもらいたい。でも、そんな未来はありえない。傷つけ、傷つけられ、その先に何が待っているのか。自分は江火野さんが大好きだっただけに、彼女がきっとフラれるだろう未来が堪えられなくて、15巻辺りで一旦読むのを休止しよう、そう思った時期もありました。告白もできずにいつしか淡い思い出となった自分の初恋と同じようにこの作品もフェードアウトさせようと、そう思いました。でも、読まずにはいられなかった。自分の初恋と向き合わせられるようで、淡い思い出が苦い思い出に変わってしまいそうで、だからこれ以上読みたくはなかったのにそれでも読まずにはいられなかった。それはやっぱり江火野さんの想いの行方を見届けたかったから。性別は違えど、江火野さんはなりたかった自分そのもので、彼女のある意味男らしいさっぱりした性格とか、情熱とか、自分にはないものばかりでとても眩くて、そんな彼女の乙女な部分にキュンキュンしまくりで、だから彼女の最後の頑張りとも言える16巻のプール回を目にした時、彼女の想いを見届けなくてはならない、震える心でそう思いました。そして最終17巻。タロウの背中を押す江火野さんのエールに心が感動で打ち震えました。「彼女の生き様を、ちゃんと認めてやれ!!」誰よりもイヴのことを分かっていたのは江火野さんだったのかもしれない。誰よりもイヴのことを認めていたのは江火野さんだったのかもしれない。そう思ったし、その台詞の裏にある彼女の想いを思い、知らず涙がこぼれました。そして第164話。「さよなら、またね。」もうね、ただただ滂沱の涙でしたよ。ネタバレありとは言えここだけは直に読んでほしい。彼女の選択を。生き様を。彼女のおかげで、僕の初恋までが救われた思いがしました。第166話のタロウの告白も本当にカッコ良いんだ!色んな想いが解きほぐされて、そこにひとかけらの純粋な何かが残って、それをそのまま口にしたような、そんな清々しさすら感じる告白で、個人的にはあらゆるラブコメ、あらゆる青春ラブストーリーの中で一番感動した告白シーンとなりました。そして最終回。みんなが少しずつ成長して、変わって、でも変わらないものもあって、僕も恋がしたい、また恋がしたい、そんな気持ちが湧き上がってくる本当に大感動の最終回で、今もまだ、その静かな感動の余韻のただなかにいる心地がします。本当に面白かった。大好きです、峰浪りょう先生。大好き、「初恋ゾンビ」出会ってくれてありがとう。ただただその言葉だけを送りたいです。
ヒガンバナを愛でまし
5.0
私が一番大好きなマンガ「初恋ゾンビ」がついに17巻で完結!完結おめでとうございます!今まで辛い展開で、読むのがツラい時もあったけど、最終話を読んだら自然と涙が出てきて、今まで読んできて本当に良かったと、そう心から思えたマンガでした。今までで読んできたマンガの中でナンバーワンの面白さです!読んだことない人には是非オススメしたいです!
zeru17
恋愛すらも無駄と考える「省エネ男」の高校一年生の久留目タロウは、ある日体育の授業中にボールを額に受けた事がきっかけで初恋相手のイメージが具現化した「初恋ゾンビ」が見えるようになる。タロウの初恋相手のイブは「省エネ男」の心も揺れ動かすほどの美少女であったが、その日偶然にもクラスに転校してきた男子生徒「指宿凜々澄」こそタロウが幼少期初恋をした相手であった。初恋相手が男子だった事実にショックを受けつつも、この「初恋ゾンビ」は初恋を成就させる事で消滅する事に気づくタロウ。イブを消滅させるために指宿君に一瞬だけでも付き合ってもらおうと告白するが、思いもよらない事になっていく。そして指宿君にもまた大きな秘密があり、物語はここから大きく展開してく事になる。1巻は大体このような展開ですが、1巻のラストには大きなサプライズが待っているので興味を持った方はぜひ1巻が終わるまでは読んでもらいたいです。複雑な物語の展開を予感させてくれるいい締めになっていると思います。
でりんこ
初恋・・・。誰しもが生涯で一度だけ経験する、甘酸っぱい思い出。そんな思いが生み出した初恋の相手そっくりの姿をした背後霊みたいに頭上に浮かぶ存在、初恋ゾンビ。そんな初恋ゾンビが頭にボールがぶつかったショックで見えるようになったタロウ。そこは男子生徒達の頭上に色々な姿格好をした無数の初恋ゾンビが広がる世界だった。そんな初恋ゾンビ達の中でタロウの初恋ゾンビ、イヴだけは自分の意思を持ち会話もできる特別な存在。そんなタロウのクラスに幼少の頃の初恋の相手、イヴが転校して来た。可愛いく成長した女の子ではなく、男装した指宿くんとして‥タロウと同じく初恋ゾンビが見えることに悩んでた指宿くんはタロウと共に初恋ゾンビが見えなくなる方法を探すことになる。初恋ゾンビが見えなくなる方法を探しながらも、それでイヴが見えなくなることに悩むタロウ。タロウから見えなくなること、そして自分の存在に悩むイヴ。女であることを隠しながらもタロウへの思いと、自分の分身ともいえるイヴを思いやって悩む指宿くん。この三者を中心に、自分的にお気に入りヒロインの江火野さん等が絡んで、初恋ゾンビという特異な設定を活かした珠玉のラブコメ作品となってます。本作品は完結してますが、最終話のタイトル「どこにでもある 小さな 恋の始まり」が、物語のきっかけとなったふたりの出会いと別れ、そして再び出会ってまた始まる‥ この物語を象徴してるようで作者の峰浪りょう先生のセンスを感じます。ぜひ多くの人に読んでもらいたい作品ですね!
D
ここまでの作品は滅多に無いと思う。最終巻でどう展開が進展するのかとヒヤヒヤしていましたがこんなにも綺麗に終わらせて下さって感謝しかないです。初恋ゾンビは一貫して「失恋との向き合い方」を描いた作品だと思います。自分は小、中学生の頃の初恋を未だに引きずっているのですがこの作品を読んでこの想いとの向き合い方をとても考えさせられました。ずっとずっと苦しかったですがタロウ達に感情移入する事で何度も救われました。タロウの海火野さんへの言葉は胸に刺さりました。ありがとう。初恋ゾンビを読んでいなかったら多分ずっと恋愛に前向きになれなかったと思います。峰浪りょう先生の益々のご活躍を期待しています。
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