山本航暉

神々の座す処と呼ばれる安田記念病院(通称ヴァルハラ)で、父のような天才外科医になることを目指す真東輝! ドジで、おっちょこちょいなテルだが、患者さんの死に一度も立ち会ったことがないという天運と、父ゆずりの神眼力で、かけがいのない生命を救うため、今日も医師道まっしぐら! 亡き父を知る安田院長や、厳しい指導医・北見、最高のライバル・四宮たちに鍛えられ、だんだん外科医として成長していくテル!! いつか、父と同じくゴッドハンドと呼ばれる日が来るのか!?

天才外科医だった父から命を託された、新人外科医・真東 輝。赴任先の病院で、いきなりテルにゆだねられたのは、事故で鉄筋が体に突き刺さった少女だった!! 父から受け継いだ医療の魂で、テルは幼い命を救えるのか!?

序盤は熱血の意味を履き違えた乱暴医師の漫画であったが、途中からは困難な状況でも命を諦めずに奮闘する医師の話に落ち着いてくれたので、後半ほど面白くなっていったと感じた。
病院経営や他職種連携など、医師以外にフォーカスを当てた話も多く勉強になった。

週刊少年マガジン

読み切った

大場つぐみ

小畑健

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる！！　かつてないスリルとサスペンス！！

DEATH NOTE デスノート

人形草紙あやつり左近 コミック版

二人の少年がコンビを組んで漫画家を目指していくストーリーの大人気マンガ。

バクマン。 BAKUMAN

鷹野常雄

無数のカゲを率いてこの世界から人間を排除しようとする闇女王（オプスキュリア）。それに対抗できるのは、カゲであるグラドを宿した状態で幽閉されたラルだけだった。そのラルがついに放たれ、ブルードラゴンが姿を現す。ラルとグラドの冒険と戦いを描くファンタジー、第1巻。

BLUE DRAGON ラルΩグラド

大今良時

お前なんかに出会わなきゃよかった。
もう一度、会いたい。

耳の聞こえる少年・石田将也(いしだしょうや)。
耳の聞こえない転校生・西宮硝子(にしみやしょうこ)。
ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。
やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。
幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。
週刊少年マガジン掲載時に、空前の大反響を巻き起こした衝撃作。

聲の形

ハロルド作石

伏見紀人の学園生活は退屈そのもの。だが彼には、「漫画家になる」という夢があった。やってきた夏休み、渾身の一作を携えてあこがれの雑誌「トーラス」編集部を訪ねるも、評価はボロボロ‥‥。落ち込む伏見だったが、夢に懸ける思いは捨てず、ひたすら漫画に打ち込むのだった。
一方、不思議な力をもつ少女・石堂 凛。彼女もまた、自分の居場所を見つけようともがく日々を送っていた。
伏見と凛――ふたりが出会うとき、壮絶な運命の扉が開く!!!

RiN リン

儚き魂が疾走する銃活劇（ガンアクション）の金字塔!!身寄りのない少女バロットは、救いの手を差し伸べたはずの男シェルに突然殺されかける！瀕死の状態から目覚めると、その身には金属繊維の人工皮膚と、あらゆる電子機器を操る力が与えられていた……。「なんで私なの？」ネズミ型万能兵器・ウフコックの力を借りて、答えを探し求めるバロットの闘いが、今、始まる――!!

マルドゥック・スクランブル

浦沢直樹

長崎尚志

1949年、アメリカ。『スーパーマン』『ワンダーウーマン』と並ぶヒットシリーズ『ビリーバット』を描く日系人気漫画家ケヴィン・ヤマガタ。彼の前に、以前同じキャラクターを日本で見たという人物が現れる。ケヴィンは、真偽を確かめるため、戦争の傷癒えぬ日本へと向かう……!?

BILLY BAT ビリーバット

少年漫画少女漫画青年漫画でも結構好き

繰り返し読んでる

ゴッドハンド輝

黒百合姫

幕末恋華・新選組 新装版

田中保左奈

暗号名はBF

城平京

木村有里

至高のヴァンパイア王ローズレッド・ストラウス、女王アーデルハイトの封印をめぐり繰り広げられる血戦…。「スパイラル」の城平京原作コミック第２弾!!

ヴァンパイア十字界

葦原大介

異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション始動!!

ワールドトリガー

さそりがため

こどもシロップ

久世番子

小３で初の連載漫画（友人内）を描き、中学で同人活動スタート。高校では制服萌えで駅員さん本を３冊作り、古文のノートには禁断の主従愛漫画……。おえかき少女が漫画家になるまでのアレコレを、血中インク濃度高めに描いたエッセイコミック♪

私の血はインクでできているのよ

あさのあつこ

柚庭千景

大人も子供も夢中の大人気作、ついにコミックに…！！
小学生の天才ピッチャー・原田巧と、同級生・永倉豪の運命の出会いが、最高のバッテリーを生む…！！　自分の限界を純粋に追い求める巧と、その生き方に魅せられていく人々を描く、話題の大人気小説待望のコミック化！！

バッテリー

医療系漫画

月子

七海仁

パニック障害、うつ病、発達障害──。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。
精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う──。
「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」

Shrink～精神科医ヨワイ～

Shrink~精神科医ヨワイ~

荒井ママレ

富野浩充

総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、今日も彼女は患者の「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回る!!　称賛されなくてもあなたを支える医療ドラマ!!

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり

橋口たかし

岩中督

生後まもなく心臓手術を受けて命を救われ、物心ついてから手術の模様をビデオで観たことで小児外科医になることを決心した少年・西條命。医療への多大な関心と生まれ持った次元変換能力によって、命は研究者さながらの知識を吸収していた。自分の手術を執刀した神道先生を心から慕う命は、たびたび先生のもとを訪れていたが、そのあと友人と小舟で釣りに出たことで大きなトラブルに見舞われて…!?

最上の命医

入江謙三

チンピラなのに引きこもりの最上義明。自分なりの正義感と自分なりの自由感？を持つ彼が、様々な救命に挑んだりする場合もある波瀾万丈医療ドラマ。明らかに医者とはかけ離れた男の熱い生き様に、強く共感したりしなかったりすること必至です。

最上の明医

モリタイシ

横幕智裕

診療放射線技師・五十嵐唯織。CTやMRIを撮る腕は超一流だがコミュ障の彼は、憧れの幼馴染・甘春杏が放射線科医として勤める病院に採用される。そこで、彼女を技師として支えようとする唯織だが…!? 視えない病を診つけ出す、画像診断医療コミック開幕!!

ラジエーションハウス

鈴ノ木ユウ

出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ──。年間約100万人の新しい命が誕生する現場の人間ドラマ、開幕!
モーニングで大好評だった「未受診妊婦」「切迫流産」「淋病」「オンコール」を収録。


コウノドリ

日生マユ

拒食症、ナルコレプシー、ベル麻痺――…、
小学校にはあなたの知らない病気で溢れている。
子供たちの未来を守る最後の砦「保健室」に
謎の問題医・牧野先生がやってきた! 
小学生たちの身近に潜む、名も知らぬ病気の数々――。
口も態度もでかい謎のドクター・牧野先生が
だれもが見落としてしまう小さな病気のサインに
どこか冷めながらも(?)向き合うようですが……!? 
あなたの知らない新医療ドラマ、診療開始!!!


放課後カルテ

乃木坂太郎

永井明

東北の片田舎で隠遁生活を送る朝田龍太郎。だが、彼はかつてNGOで救命医療チームを指揮した優秀な医者だった!!

彼と明真大学助教授の加藤晶の出会いから、怒濤の院内革命が始まる!!　

読むと、もう大学病院にはいけない…!?

医龍 Team Medical Dragon

こんなにあった！【診療科別】医療漫画まとめ

実は…女性漫画家が書いていたびっくりする漫画

講談社

週刊少年マガジンで2001年4月から2011年10月まで、約10年と半年に渡り長期連載されていた医療マンガ。
名医が集うため、神々の頂『ヴァルハラ』と称される安田記念病院を舞台に、そこに着任した新任外界「真東輝」が、ライバル達と切磋琢磨しあい、伝説のゴッドハンドと呼ばれた亡き父「真東光介」の面影を追う内容です。

序盤は一話完結のような形で、毎話ヴァルハラに持ち込まれた珍しい症例や難しいケースを、輝の天才的なひらめきで解決していく展開となります。
序盤はほぼ毎回、中盤以降でも2,3話に一回くらいのペースでオペのシーンがあり、読んでいて医者はこんなにも人体を切ったりつないだりできるものなのかと驚きを感じました。
なお、外科医として赴任しているため、全般的に外科医療を扱う場面が多いですが、回を進むにつれて麻酔科、形成外科、脳外科、小児科や産婦人科の両分も扱ってゆきます。
医療の分野を広く深く取り扱っていて、かなり興味深く読めました。

基本は医療マンガなのですが、中盤より四瑛会という医療法人が輝に接触します。
総合病院内での派閥や医療現場のあり方、出世コースから外れることを恐れ、他者を陥れ患者を蔑ろにするやり口に疑問を呈するような場面が主立ってきます、
ヴァルハラの名医「北見柊一」を尊敬しヴァルハラに赴任した「四宮慧」と、輝を目的とした四瑛会とのいざこざ部分が、中盤以降からストーリーの中核となります。
ただ、その間にも緊急オペが必要な患者は運び込まれており、経営部分のいざこざを縦軸に、難病や大事故の治療が行われる内容となります。

輝の周囲の人は、非常に高い割合で命の危険にされされます。
新キャラが出たと思ったら次の瞬間にはだいたいそのキャラが死にかけるので、ちょっと輝の周りヤバすぎじゃないかと思いました。
でもまあ某高校生探偵マンガの主役の知人は、だいたい殺人事件に巻き込まれているようなもので、これは医療マンガの宿命なのかもと思いました。
ストーリー中盤以降は四瑛会がメインとなるのですが、ストーリーが進みそうになると、緊急オペが必要な人が運ばれてくるので、ストーリーの進みは遅いです。
症例は様々で、また治療法も連載時の最先端医療が取り上げられる回もあり、医療の世界の広さを感じましたが、いつだって患者が優先となるため経営層のいざこざは解消まで何年もかかる形になっています。
テンポが悪いというわけではなく、最後まで楽しんで読めました。
ただ、上記事由のためか、長期連載している割には、全体的なストーリーの進行はそれほどないです。
メインは四瑛会とのいざこざではなく、医療のあり方、命に対する医療現場の考え、そして人体という宇宙に発生する複雑な症例と、ゴッドハンドを持つ医者の研ぎ澄まされた技術力、医療の発達など、医療に関する部分なんだろうなと思います。
予期しない病魔に襲われた、生後間もない赤ん坊が、医者の手によって心臓手術を無事終えるシーンなど、思わず目頭が熱くなるシーンも多々ありました。

ラストは問題を払拭し、ゴッドハンドに向かって切磋琢磨する終わり方になっています。
医療の進歩に"完結"の二文字はないので、勉強の日々が続くのは、本作のテーマにも沿ったあるべき終わり方と思いました。
全62巻と長いですが、週刊少年マガジンを代表する名作の一つです。興味があれば是非おすすめします。

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少年マンガ

“神の手”が輝く瞬間、奇跡が起きる!!　オレは運命をねじ伏せたい……!!　このオレの手で……!!　生命の重さに震えながらも、必死に立ち向かう新人外科医、真東輝（まひがし・てる）＝テル!!　その熱意が“運命”をも揺り動かす!?　大感動＋ドクター成長物語。【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(1)

治療するのが医師の仕事。しかし、患者が望むものは別のものだった――。身体に爆弾を抱えながら、命を賭けてレースに挑むレーサー・慎一に、テルが挑む「オレの医療」とは!?　いままで一度も患者の死に立ち会ったことがないテルが持つ“絶対的天運”。患者とともに二人三脚で治す医療。テルが、新しい医療の形を切り開く!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(2)

テルの勤務する安田記念病院院長の壮大な構想、プロジェクトヴァルハラ！　あらゆる事態に対処できるプロフェッショナル集団を作り上げるため、凄腕の外科医（メッサー）たちを集めた計画が、テルの存在で完結する――!?　大物政治家の前田がお忍びで入院した。極秘入院だったのをうっかりバラしてしまったテルだが、天性の勘が前田の政治生命と命をも救う。ヴァルハラの歴史は始まったばかり!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(3)

天才的な執刀技術を見せるテルだが、外来は不得意分野？　３分診療を嫌うテルは、以前３時間で５人という記録を作って以来、外来から外されていた。しかし、院長のアットホームでスピーディな外来対応を見て度肝を抜かれる。医者に必要なのは「メスと薬草、そして言葉――」。院長の言葉に、技術だけでない大切なものを学んだテルは、またひとつ、一流医師への階段を上る――!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(4)

真東輝（まひがし・てる）＝テルが勤める安田記念病院、通称ヴァルハラに危機が!!　若いころからヴァルハラ院長、安田潤司（やすだ・じゅんじ）にライバル意識を持つケビン・ゼッターランド・久坂（くさか）は、医師を辞め、病院経営者となった。ＫＺ病院経営者としてヴァルハラの乗っ取りを画策、医師たちを次々と引き抜きにかかる。それだけでは飽き足らず、有力スポンサーを買収してしまった！　乗っ取りを止めるためには、あと３億円の資金が必要。テルたちはこの危機をどう救うのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(5)

安田記念病院（ヴァルハラ）乗っ取りの危機を救ってくれた、コンピュータ界の若き帝王・皇稜斗（すめらぎ・りくと）の妻は妊娠中。しかし夫婦に笑顔はない。胎児は先天性の心臓弁障害で、生きて生まれてくる可能性がほとんどないからだ。胎児をどうしても救いたい真東輝（まひがし・てる）＝テルは、日本初の胎児手術を提案する。熱意に打たれた院長・安田潤司（やすだ・じゅんじ）は、久しぶりに“黄金の左手”を振るう。更なる高みを目指して、ヴァルハラの挑戦は続く!!

ゴッドハンド輝(6)

真東輝（まひがし・てる）＝テルは、かつてテルの父・真東光介（まひがし・こうすけ）の手術を受けたという女性と出会う。驚くべきことに彼女の体には手術の傷跡が残っていなかった。“神の手”と呼ばれた父の行った手術、それは“無縫（むほう）”。奇（く）しくも、彼女を手術することになったテルは、父には及ばないものも、患者の命とこれからの人生を大事にした新しい治療を行った。同じく“神の手”を目指すライバル・北見（きたみ）にも認められたテルは、“無縫”の境地を目指し、さらに進化し続ける。

ゴッドハンド輝(7)

コンピュータ界の若き帝王・皇稜斗（すめらぎ・りくと）が、安田記念病院（ヴァルハラ）新理事長に就任した。妻子の命を何度も救ってくれたヴァルハラの面々に挨拶代わりに、高額医療機器をプレゼントするという。さっそく各科ごとに欲しい機器の候補を挙げるが、外科部長である北見（きたみ）は辞退を申し出る。反発する真東輝（まひがし・てる）＝テルだったが、麻酔科医・岩永（いわなが）から北見の真意を聞かされ、今、ヴァルハラに一番必要なものが何かを悟る。彼らの熱意に惹かれ、皇も理想の病院経営への夢を追いかけはじめる――！

ゴッドハンド輝(8)

安田記念病院（ヴァルハラ）に新しく入ってきた敏腕外科医・四宮慧（しのみや・けい）。アメリカ留学経験もあり、“神の子”と呼ばれる超エリートだが、「手術は芸術」という彼に、真東輝（まひがし・てる）＝テルは反発を覚える。しかし、クールで完璧な四宮のペースにいつの間にか巻き込まれ、テルは翻弄されることに……!?　テルに強力なライバル登場！

ゴッドハンド輝(9)

患者さんとの二人三脚の医療を目指す新米外科医・真東輝（まひがし・てる）＝テルと、あくまで技術にこだわる新任外科医・四宮慧（しのみや・けい）は、ますます対立していく。だが、四宮の心のゆがみを知った、彼の指導医“グッドマン”片岡がついに動きだした!!　テルの父である天才外科医・真東光介（まひがし・こうすけ）のエピソードも特別収録!!

ゴッドハンド輝(10)

外科医・真東輝（まひがし・てる）＝テルと、外科医・四宮慧（しのみや・けい）が当直の夜、交通事故の患者がヴァルハラに運ばれてきた。硬膜下血腫を起こしていて一刻の猶予もない状態。しかし脳外科の専門医がいないという緊迫した中、四宮が執刀を決意！　結果、手術は成功を収め患者の命は救われた。「なぜ専門外の手術ができるのか？」疑問に思うテル。その疑問に答えるべく、ついに四宮の秘めた謎が明らかに!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(11)

真東輝（まひがし・てる）＝テルのライバル・天才的外科医・四宮慧（しのみや・けい）は、技術は超一流だが、テルのような「患者を救けたい」というがむしゃらな気持ちがどうしてもわからず、医師として致命的な壁にぶつかってしまった。そんな時、彼になついていた子供の患者・尊流（たける）が交通事故で重態に！　尊流の素直さに心を開けず、冷たい態度をとり続けていた四宮だが、左指を骨折しながらも彼が叫んだ言葉は「救（たす）けたいんだ……っ!!」。また一人、ヴァルハラの医師が、プロフェッショナルへの扉を開いた――。【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(12)

左手指をケガをしていた四宮慧（しのみや・けい）が復帰。が、復帰後初めての手術で、患者に急激な血圧低下が起きてしまった!!　四宮のミス、それとも……!?　緊迫した空気の中、真東輝（まひがし・てる）＝テルが見い出した答えとは!?　天才外科医二人のコンビネーションが、またひとつ、貴重な命を救った。テルの医師としてのカリスマ性に圧倒される四宮だが、同時にライバル意識がふつふつとわきあがる。先輩外科医・北見の研修医時代の感動エピソードも読めるぞ！【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(13)

実力のある高校野球選手が、右手親指を悪性腫瘍に冒（おか）され、親指切断を宣告されてヴァルハラに入院してきた。野球ができなくなるつらさが痛いほどわかる真東輝（まひがし・てる）＝テルは、何とかしたいと必死。そんなとき、偶然発見された亡き父・真東光介（まひがし・こうすけ）の日記に、同じ病気で切断せずに治した人の写真を発見した！　その日記をヒントに、テルは切断以外の治療法を発見できるのか？【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(14)

真東輝（まひがし・てる）＝テルの指導医でもある外科医・北見柊一（きたみ・しゅういち）の前に、幼なじみの奈緒が食道と胆のうの重複ガンの夫を連れて現れた。オペによる死亡の可能性が高いため、手術を反対する北見だが、テルは北見の腕を信じ手術をするように説得。苦悩する北見は、ヴァルハラ院長・安田潤司（やすだ・じゅんじ）に助けを求める。しかし安田は、未来のヴァルハラのため、結論はお前が出せ、とアドバイスする。北見が出した結論とは!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(15)

癒着（ゆちゃく＝手術などによって臓器や組織が線維でくっついてしまう状態）のはく離技術で、ライバル・四宮慧（しのみや・けい）に遅れをとった真東輝（まひがし・てる）＝テルは、技術上達の鍵となるクパーの練習に励むが、なかなか上達せずに苦悩する。そんな中、指導医・北見（きたみ）が「四宮のはく離技術さえ60点だ」と発言。テルだけでなく、四宮までも大きな壁にぶつかることになる。若い二人はこの壁を超えることができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(16)

陰でヴァルハラの小言大王と呼ばれる外科医・沖（おき）先生。特に凡ミスの多い真東輝（まひがし・てる）＝テルには集中砲火だ。しかし、後輩のためあえて悪役に徹している一面を知り、沖を見直すテル。そんな彼に、過去、医療ミスを犯したという疑いがかかった!!　テルをはじめ、仲間の医師たちは信じないものの、噂はヴァルハラ中に広まり、沖は窮地に陥ってしまった。真相は？　そして、沖の疑いは晴れるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(17)

とあるスキー場の診療所に、医師として派遣された真東輝（まひがし・てる）＝テル。そこで、以前学会で遭遇した外科医・蓮（れん）と再会！　喜びも束の間、暴走したスキーヤーが他のスキーヤーと激突し、内臓損傷で運ばれてきた。吹雪のため、町の病院への輸送が不可能になり、休暇中だった蓮を説得してテルは診療所での手術を決心。しかし執刀医・蓮が発したのは「ひょっとするとキミ、今回初めて患者を亡くすことになるかもね……!?」。閉ざされた長く暗い一日の先に、奇跡は起きるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(18)

真東輝（まひがし・てる）＝テルと四宮慧（しのみや・けい）も良いライバル関係となり、ヴァルハラには平穏な時間が流れていた。ところが、以前ヴァルハラを乗っ取ろうとしたKZ病院院長のケビン・ゼッターランドが、自分の病院を閉院するためビルを転売したことで事態は大きく変わり始めた！　新しく入る病院、それは関西の名門・四宮家が率いる四瑛会（しえいかい）！　さらに、その病院を取りしきるのは、なんとあの男だった!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(19)

ある日、真東輝（まひがし・てる）＝テルは亡き父の妹である叔母・朱鷺子（ときこ）に、関西の巨大医療コンツェルン四瑛会（しえいかい）と、同僚である四宮慧（しのみや・けい）のことを話す。そのことを聞き、衝撃を受ける朱鷺子。実は、テルの父が日本から追い出されたことに、四瑛会がからんでいたのだ！　四瑛会がどんな病院か確かめるため、病院に向かった朱鷺子を大きな悲劇が襲う……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(20)

真東輝（まひがし・てる）＝テルの叔母・朱鷺子（ときこ）が交通事故に遭い、四宮慧（しのみや・けい）の実家である四瑛会（しえいかい）病院に運ばれた！　蓮（れん）と長船（おさふね）の手術により一命は取り留めたものの、意識が戻らず、テルは苦しむ。しかも、テルの父が亡くなった天下航空機事故が起きた日と重なり、テルの焦りは頂点に達する！　このままでは、伝えたかった「あの言葉」も言えない……。テルの祈りは天に届くのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(21)

ついに、天才外科医・北見柊一（きたみ・しゅういち）と四宮慧（しのみや・けい）の兄でもある外科医・蓮（れん）が出会った！　早速、蓮は北見の腕を確かめるべく、ある患者をヴァルハラへと送り込む。その患者は全内臓逆位症で、テルたちは困惑。が、何としても救（たす）けたいと、北見は執刀を決意する。経験が逆に足を引っ張ることになるこの手術、北見は無事、成功させることができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(22)

ヴァルハラのある竜宮市郊外の、秋月診療所を手伝うことになった真東輝（まひがし・てる）＝テルは、各地域を支えている小さな診療所と医師の重要さ、そして大病院とのつながりを実感することに！　折しもヴァルハラでは、電子カルテ導入を考案、地域医療ネットワークを立ち上げ、各地の診療所に協力を求めようとしていた。しかしそこには予想外の壁が立ち塞がっていた……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(23)

四宮蓮（しのみや・れん）のいる四瑛会（しえいかい）病院は、圧倒的な資金力を武器に近隣病院を傘下に収め、地域内でのヴァルハラの孤立をもくろむ！　それにより、真東輝（まひがし・てる）＝テルの友人である原田医師の実家・原田内科医院も、四瑛会傘下に入ることを決意。ところが、原田内科医院から四瑛会に搬送した患者が、腹痛を訴え来院！　四瑛会の本質を、原田たちは見抜くことができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(24)

四瑛会（しえいかい）幹部で医師の四宮蓮（しのみや・れん）の策略により、閉鎖の危機に陥った秋月診療所。蓮の弟・慧（けい）は、自分がヴァルハラから四瑛会に戻ることで事態を打開しようとするが、真東輝（まひがし・てる）＝テルの猛反対にあう。そんな時、秋月医師の息子・健一の同級生が腹痛で診療所に運び込まれた。腹膜炎を起こし、緊急手術が必要な状況。急いでヴァルハラに運ぼうとするが、同時刻、峠で大事故が発生！　搬送不可能となった重症患者を前に、テルと慧はどうする!? 【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(25)

秋月診療所での術中しゃっくりのオペ以来、以前のようにオペに集中できなくなってしまった真東輝（まひがし・てる）＝テル。その原因に気づいた先輩外科医・北見（きたみ）は、テルを術中しゃっくりの時と同じ、小腸の切除手術の執刀医に指名する。テルがぶつかっている問題の答えは「自分自身の中にある」！　北見のねらいはいったい……!?　そして、テルはこの壁を乗り越えることができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(26)

ライバル・四宮慧（しのみや・けい）を意識しすぎて、自分の目標を見失いかけていた真東輝（まひがし・てる）＝テル。だが、しっかり自分を取り戻し、ついに心臓手術執刀を認められた！　担当の患者は明るい若者で、健康な身体になれる日を夢見ている。テルは絶対に彼の生命を救いたいと気合充分!!　だが手術当日、患者の発熱により、手術を延期することに。この緊急事態にテルの反応は……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(27)

インターネットやチラシで誹謗中傷攻撃を受けるヴァルハラこと安田記念病院！　しかし、それにもめげず、真東輝（まひがし・てる）＝テルたちは前向きにがんばり続ける!!　そんなテルたちに対し、この陰謀の首謀者、四瑛会（しえいかい）病院院長の大成（おおなり）はなんと外科医・北見（きたみ）への襲撃を決行！　その罠にはまってしまった北見は、ある決断を下すが……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(28)

真東輝（まひがし・てる）＝テルたちも協力した、皇（すめらぎ）製作の電子カルテが、ついに医療機器見本市で披露された！　そこに来た四瑛会（しえいかい）の四宮蓮（しのみや・れん）たちは、皇製電子カルテのレベルの高さに圧倒される!!　さらに、そのカルテを導入し地域医療を守ろうと、四瑛会に飲み込まれた病院の元院長たちが蓮の元に乗り込んだ！　そこで蓮が下した決断とは!?　四瑛会編、いよいよ決着!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(29)

待ちに待ったバレンタイン♪　クリスマスの夜以来、なかなか看護師の綾乃（あやの）と二人きりになれなかった真東輝（まひがし・てる）＝テルは、綾乃からのチョコレートを超期待！　が、どうもすれ違ってばかりだし、綾乃は先輩外科医・北見柊一（きたみ・しゅういち）とランチに行ったり、ライバル四宮慧（しのみや・けい）とこそこそしたりと、様子がおかしい!!　今年もテルは綾乃からチョコレートをもらえないのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(30)

ヴァルハラにやってきた研修医・藤井基樹（ふじい・もとき）は、緊急事態の処置室で患者の吐血を浴び、過呼吸になり倒れてしまう！　藤井が幼少時のトラウマにより血に弱いことが判明。外科医として致命的欠陥を持つ彼を、北見（きたみ）は切り捨てようとする。しかし真東輝（まひがし・てる）＝テルはなんとか克服させようと、独自の特訓を重ねる。そんな中、緊急手術を行うことになり、藤井がテルの第一助手を務めることになるが……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(31)

心臓弁置換手術を受けるため、四宮慧（しのみや・けい）の命の恩人である鵜飼恭吾（うかい・きょうご）がネパールからやってきた。鵜飼の執刀医を密かに希望していた真東輝（まひがし・てる）＝テルだったが、心臓外科医としてなくてはならない「空間認識能力」の欠如を、四宮から指摘されてしまう！　執刀医どころではないこの弱点を、テルは克服することができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(32)

心臓外科医として致命的ともいえる、空間認識能力の欠如という欠点を自力で乗り越えた真東輝（まひがし・てる）＝テル!!　そのテルと共に鵜飼恭吾（うかい・きょうご）の心臓手術を執刀する四宮慧（しのみや・けい）は、手術前日に実家の法要に参列するが、その後、突然、姿を消してしまう！　一体、どこへ行ってしまったのか!?　そして、鵜飼の心臓手術はどうなってしまうのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(33)

実家の法要参列後、姿を消した四宮慧（しのみや・けい）。何と彼は、兄・蓮（れん）により、実家の地下室に閉じ込められていた！　その後、なぜか慧は外に出され、四瑛会（しえいかい）本院を案内される。その隙をついて、ヴァルハラへ戻ろうと逃げ出す慧だったが、蓮による巧妙な罠が待ち構えていた!!　医師として目の前の患者をほうっておけない慧は、ヴァルハラへ帰れない代わりに、せめて自分らしさをだそうと、四瑛会でもがきながらも仕事を続ける。慧の運命は……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(34)

亡き父・真東光介（まひがし・こうすけ）の20年前の幻のオペDVDを渡された真東輝（まひがし・てる）＝テルは、それを観て、父のようなゴッドハンドになろうと改めて決意する！　そんなテルを先輩外科医・沖（おき）と片岡（かたおか）が指導していくが、テルは成長できるのか!?　一方、四瑛会（しえいかい）病院に戻った四宮慧（しのみや・けい）を追って、恋人・令衣子（れいこ）は神戸に足を踏み入れるが……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(35)

真東輝（まひがし・てる）＝テルをゴッドハンドに育て上げる計画が進行中のヴァルハラで、三番手の指導医、天才形成外科医・船場（ふなば）による形成縫合の徹底指導が始まった!!　テルは必死で練習を重ねるが、船場と自分とに生じる差がわからない。さらに船場から「違いは才能」と言われてしまい、ますます悩んでしまう。「オペが成功かどうかを決めるのは、患者」。船場の言葉から、そのヒントをつかんだテル。この壁を超えることはできるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(36)

四瑛会病院で、四宮慧（しのみや・けい）執刀の難関手術の公開が行われた。真東輝（まひがし・てる）＝テルは、今の二人の差を知ろうとシミュレーションシステムを使って、自分も同時刻、同手術を行うことに！　しかし、四宮の実力はテルの想像を超え、次第にテルは焦ってしまう。そこに先輩・北見柊一（きたみ・しゅういち）が現れ、北見を助手として、再びテルは手術に挑む――。無事手術を終えた四宮は、カメラに向かってヴァルハラに決別宣言とも取れる言葉を放った。彼はこのまま四瑛会に飲み込まれてしまうのか？【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(37)

クラシックコンサートで、バイオリン奏者・武内優（たけうち・ゆう）と出会った真東輝（まひがし・てる）＝テル。優の父は膵臓ガンで余命３か月と診断されたため、優は留学をやめようとするが、父がそれを許さず、喧嘩になってしまう。そんな時、優の父が優を庇（かば）って大けがを負ってしまった！　自分と同じように父親を亡くす悲しい想いはさせまいと、テルは緊急手術を行うが……!!　親が子供を思う気持ち、そして子供が親を思う気持ち――。強い愛が奇跡を起こす!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(38)

安田（やすだ）院長から伝えられた父・光介（こうすけ）への想いを胸に、真東輝（まひがし・てる）＝テルは、神戸・四瑛会（しえいかい）病院に留学する！　到着早々、ガス爆発による緊急事故の対応をすることになった彼のもとに、四宮（しのみや）が外科の援軍を引き連れて現れた!!　四宮の手術助手をすることになったテルは、ずっと会っていなかったにもかかわらず、ニ人の息が合っていることを実感する。だが四宮からは「ヴァルハラに帰れ！」と冷たく突き放されてしまう!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(39)

四宮慧（しのみや・けい）を連れ戻すため神戸・四瑛会（しえいかい）にやってきた真東輝（まひがし・てる）＝テル。ある日、テルは腸閉塞の手術を受けた患者の異変に気づき、再手術を要請する！　しかし、腸閉塞の執刀医は特別な地位にいる外科医であり、周囲からは再手術を反対される。それでもテルは、患者の生命を守るため反対を押し切り、自ら執刀医として手術を行うことを決意するのだが……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(40)

四宮慧（しのみや・けい）をヴァルハラへ連れ戻すため、神戸・四瑛会（しえいかい）病院で働く真東輝（まひがし・てる）＝テル！　だが、日々働く中で、四宮の四瑛会（しえいかい）病院の若手医師たちの熱い想いや、後輩医師たちが四宮を本当に必要としていることを知り、テルの気持ちは揺れ動いてしまう……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(41)

真東輝（まひがし・てる）＝テルと共に、四瑛会（しえいかい）の改革を終えてからヴァルハラへ戻るはずだった四宮慧（しのみや・けい）。だが、実兄・蓮（れん）の策略で四瑛会会長選挙に出馬することになってしまう！　一方、慧の父・凱（がい）は、長男の魁（かい）を会長に推しており、魁が有利になるよう魁を執刀医、蓮と慧を助手にし、公開手術を行う!!　皆が見守る中、手術は成功するのか……!?

ゴッドハンド輝(42)

四瑛会（しえいかい）会長選挙戦が激化していく中、真東輝（まひがし・てる）＝テルと四宮慧（しのみや・けい）は、選挙など見向きもせず、四瑛会病院がよい方向に進むように努力していく。だが、対立候補の魁（かい）を推す四宮兄弟の実父・凱（がい）は、選挙に懸ける気持ちが強く、総括会議での秘策を思いつく。慧を推す蓮（れん）を失脚させ、選挙で勝利を手にするため、凱が企んだ戦略とは……!?

ゴッドハンド輝(43)

四瑛会（しえいかい）会長選挙が白熱するなか、蓮（れん）の策により、心臓難手術を執刀することになった真東輝（まひがし・てる）＝テルと四宮慧（しのみや・けい）。かつて、それぞれの父が挑んだ心臓手術以上の難しいオペになるため、二人は周囲の思惑にとらわれず、生命を救うことだけにまっしぐら！　そしていよいよ、手術開始！　が、指導医として手術室に入るはずの蓮がおらず、代わりに入って来たのは思いがけない人物だった……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(44)

「腹膜偽粘液腫（ふくまくぎねんえきしゅ）」という病気で苦しむ患者を救けたいと、新しい術式を見つけ出した真東輝（まひがし・てる）＝テル!!　だが、そのオペさえも四瑛会（しえいかい）会長選挙に利用されてしまう。さらに、選挙に関する重要書類を見せられ、テルと四宮（しのみや）は追いつめられる。しかし遂にテルは、四瑛会のため、四宮にしかできないことを発見する！ 【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(45)

ヴァルハラへ戻るため、四瑛会（しえいかい）病院の改革を進めて行く真東輝（まひがし・てる）＝テルと四宮慧（しのみや・けい）の前に四瑛会総帥である、御前（ごぜん）の強大な権力が立ちはだかる!!　さらに、二人を帰らせないために、蓮（れん）が予想外の行動を起こす!!　それを乗り越えて、二人は「医は仁術」の志を四瑛会に取り戻し、ヴァルハラへ戻ることができるのか!?

ゴッドハンド輝(46)

坪井（つぼい）ヤエから譲り受けた経営権を持って、神戸に戻ってきたテルと四宮（しのみや）。そこに御前（ごぜん）が現れて、経営権を持ったままの四宮を連れ去っていく――。四宮を追ったテルが行き着いた先は、四宮本家!!　テルと四宮……熱い想いを持つ二人と、四瑛会（しえいかい）の実権を握っている御前との対決の行方は……!?

ゴッドハンド輝(47)

御前（ごぜん）から後継者だと宣言され、動揺する四宮慧（しのみや・けい）。だが真東輝（まひがし・てる＝テル）は、そんなことは気にせず、四宮を連れてヴァルハラへ帰ろうとする!!　そこに兄・蓮（れん）が現れ、四瑛会（しえいかい）関東進出の青写真を見せる。それだけでは何もわからない二人だが、そこに現在の竜宮（りゅうぐう）市の地図を重ねると、思いがけない事実が見えてきて……!?

ゴッドハンド輝(48)

ようやくヴァルハラへ帰ってきたテルと四宮（しのみや）！　戻って早々、北見（きたみ）が執刀する心臓手術の助手に入り、改めて、帰りたかった場所にいることを実感する。だが、蓮（れん）が二人を連れ戻しにヴァルハラに現れる!!　テルと四宮は、このままヴァルハラに留まることができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(49)

神戸四瑛会（しえいかい）病院に戻って来たテルを、蓮（れん）は自宅へと誘う。蓮の部屋には、テルの父である真東光介（まひがしこうすけ）の写真が飾られ、彼のオペ資料が大量に揃っていた！　自分の心臓を手術してくれた光介への想いを語る蓮に、テルは、父が飛行機事故で亡くなった時、自分と同じ喪失感を味わったのかと思う。だが、蓮の衝撃的な発言に、テルは驚愕することとなる……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(50)

遂に迎えた、テルと蓮（れん）の闘いの日!!　手術着姿で現れた蓮の姿を見て、本気で潰しにきたことを感じるテルたち。そして、そのプレッシャーに耐えかねて、テルの第一助手を務める桧山（ひやま）が胃潰瘍で倒れてしまう!!　ピンチに追い込まれたテルだが、そのとき、思いがけない人物が現れて……!!　四瑛会（しえいかい）編クライマックス！　ヴァルハラの存続を賭けたテルと蓮の仮想手術（バーチャルオペ）対決が今、決着!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(51)

ようやく神戸からヴァルハラへ戻って来たテル！　北見（きたみ）と共に手術で執刀し、変わらないレベルの高さを実感。いつか追いつくために、日々精進していく。一方、テルのライバル・四宮（しのみや）は、人生に関わる大きな決断を下す！　それは一体……!?　【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(52)

ヴァルハラに、優秀な女医・神矢翔子（かみやしょうこ）がやってきた！　四宮蓮（しのみやれん）からの推薦状もあり、エリート中のエリートな彼女は、テルと同じく全身科医（ジェネラリスト）を目指していることを明らかにする。同じ目的を持つ彼女を、テルは歓迎するが、神矢はテルを必要以上に意識している様子。その真意は、一体!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(53)

スピードが求められる、難易度の高い心臓手術が開始！　北見（きたみ）とテルが執刀し、危機もあったものの、手術は無事に成功する。目の前で起きた奇跡を見守った神矢（かみや）。だが彼女は、テルが、一度も患者さんの死に遭遇していないということを受け入れられない。そして、神矢はテルに、口にしてはいけない言葉をぶつけてしまい……!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(54)

神矢（かみや）に「奇跡の医師なんて信じない！」と言われ、手術に重圧を感じるようになったテル！　絶対に失敗してはならないと、全身全霊で手術に挑むが、その緊張感が周りにも伝染してしまうようになり、いつもの手術とは違う雰囲気に。それに気づいた四宮（しのみや）は、とある行動を取るのだが……!!【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝(55)

患者さんの死に、未だに立ち会ったことがないことを指摘され、生命の前に立つ恐怖を覚えてしまったテル。北見（きたみ）の命令で、手術のローテーションからも外されてしまう。そんなテルを院長は、天下航空機事故の現場である迫路山（はくろさん）に連れ出した。そして、山頂に着いたテルは、事故に遭ったときの出来事を思い出す。過去をきちんと見つめ、テルは元に戻ることができるのか!?【原案協力】天碕莞爾

ゴッドハンド輝（52）

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