8巻
脅威の11人抜きを成し遂げ、掛川高を初の決勝進出に導いた主将・久保嘉晴(くぼ・よしはる)が死んだ――。白血病を患っていたことを隠し、サッカーにすべてを捧げた久保。あまりに突然の死に、悲しみの中決勝に臨んだメンバーは、思うようにプレーが出来ずあっけなく敗退する。次の大会に向け、練習に励む掛高イレブンだったが、久保のいない淋しさを埋めることができずにいた。神谷は久保の死を信じきれない田仲俊彦(トシ)に、久保のサッカーへの熱い想いを語る。その心を知った彼は、あらためてサッカーに青春を懸けることを誓う!
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