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東村アキコ
4.05
22051
新刊通知
発刊:2012.07.25 〜
完結・全5巻
517件の評価
くるふら
4.5
漫画家・東村アキコさんの人生を決定した恩師との出会いから別れまでを描いた自伝的作品。こんな人に出会ったらそりゃあ人生変わっちゃうよなあ。作者の自らの思いを読者に伝える力が際立っていて、恩師への思い、恩師から学んだことがそのまま伝わってくるよう。人生頑張ろうという気にこれほどさせてくれる作品もない。読まないと一生損するレベルの大傑作だと思う。
あたぽん
4.0
作家さんがお世話になった先生の話です。この手のモノを読むのは苦手なんですが、この作品は違いました。テンポも良く、とにかく先生と主人公のキャラが良く、気づけば全巻読んでいました。そしてクライマックスは涙なしでは読めませんでした。マンガで泣かされるなんて…と思う人、これは本当にズルいんです。丁寧に描きながらドラマチックに描かれた、いわば積み重ねられてきたモノがクライマックスで全て集約するんです。想いや感情がまるで堰きとめられた川が、一気に流れ出すように止まらなくなります。ここまでやられたら、何も思わないというのが難しかったです。ただ、合わない人には合わない作風だと思います。人を選ぶかと思いますが、一度手にとって読んでみるとよいかもしれません。
momom
東村アキコさんの漫画初めて読んだ美大ってそんな大変なのか、、!と思い知らされる人ってほんとダメだよねダメなとこがあるから良いんだよねあのとき、先生が来たとき、どんな気持ちだったのか考えると泣けてくる昔友だちとスケートしてるときじいちゃんが見に来てくれて、でも嫌な態度とっちゃってめちゃめちゃ後悔したの思い出す
シン
4.1
たしか以前 話題になったことがある作品だと思いますが読んでおらず、今回 Kindleでたまたま一巻を試し読みして気になったので、まとめて読みました。作品自体は特に絵が上手なワケでもなく、ちょっと自惚れがちで世間知らずな少女が美大を目指すことになり、出会った絵画教室の先生にその鼻をへし折られ しごかれながら漫画家を目指すのですが、読むうちに分かったのは、この作品自体が作者さん(東村先生)の自伝的ドキュメンタリーマンガであることでした。この東村先生の人生の告白ともいえる全く飾らない赤裸々な内容は、少なからず私の心を打ちました。また作者さんの恩師であり、この作品のもう一人の主人公とも言える絵画教室の日高先生。非常に熱いその指導ぶりと性格は、私もぜひ宮崎まで行って習ってみたいと思わせるぐらい熱いものであり、ラストシーンでは私も泣きそうになってしまいました。若気の至りから多くの失敗と後悔をしながら生きてきた東村先生が、恩師である日高先生へ向けた最初で最後の手紙が、この作品だったんだなと…読後の今しみじみと感じさせました。
竹谷彰人┃イラスト制作 & eスポーツ
5.0
お仕事がんばろうと思います。
シ
泣ける。誰の学生時代にもこーいう節はあったはず。刺さる。
Ayumi Yagi
美大に行きたかった
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