聲の形

大今良時

3.89

28880

発刊:2013.11.15 〜

完結・全7巻

『聲の形(1)』巻の書影
『聲の形(2)』巻の書影
『聲の形(3)』巻の書影
『聲の形(4)』巻の書影
『聲の形(5)』巻の書影
『聲の形(6)』巻の書影
『聲の形(7)』巻の書影
ボックスさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.89

639件の評価

ゆずさんのアイコン

ゆず

yogibooo
4週間前

2.0

3巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

うーん・・あまり響くものがなかった。
小中学生の頃に読みたかったな。

内容が内容だからしょうがないけど登場人物に魅力を感じない
担任が酷い(助けてくれない)や、いじめる側がいじめられる側になるのはリアルだと思ったが、ヒロインがいい子すぎるのに違和感がある。あれだけされたら心を病むのでは。
将也→硝子への友達になりたい というのも私は嫌。加害者の改心は結構だけど許されたい自己満はやめてほしいし和解が美しいとは思わない。
現実にはいじめた相手と仲良くなりたい人は少ないと思うので、いじめた相手に許されることよりも、これからの人生で一人でも多くの人を助けていくことが贖罪だと考えます
結構残酷なのにヒロインが良い子すぎる点がご都合主義に感じてしまい読み進める気にならなかった

以下自分語り
中学の頃同じクラスに知的障害の女の子がいて、いじめは無かったけどちょっと馬鹿にするような雰囲気があったし、皆極力関わりたくないと思っていたのを思い出す。障害のない子同士でも仲良くなれないことは多々あるのに、障害を持ち特別なコミュニケーションを要する子と仲良くするのはなかなか難しいことだと思う。じゃあどうするかと言えば完全に教育が必要。当時、何の教育も説明もなくただ仲良くしてあげてね〜とだけ言われたが、まだ心が育ってない子供に放任するのは学校側が無責任だと大人になった今感じる

4.5

7巻まで読みました

聴覚障害とイジメをテーマにした作品。
テーマがセンシティブなため一時期、掲載が見送られるも、全日本ろうあ連盟の後押しなどがありそのまま掲載されたという経緯があります。
掲載後話題となり、数々の賞を受賞、2016年には京アニで劇場版アニメ化し、道徳の教材化するなど、一般に広く知られている作品だと思います。

ある小学校に転校してきた、聴覚に先天性の障害を持つ少女「西宮硝子」。
彼女を、クラスのガキ大将的存在である「石田将也」は、無自覚に虐めてしまう。
高価な補聴器を多数紛失することで親経緯で学校に連絡が行き、将也はいじめの主犯として吊し上げられる。
硝子は転校し、将也は、クラスの新たないじめの標的となる。
時が流れて中学生になるも立場は変わらず、将也はクラスから孤立する。
報われない日々に自殺を考えるが、身辺整理として将也は硝子に会いに行くことを考える。

いじめがテーマですが、具体的ないじめの描写があるのは1巻までです。
将也はクラスで孤立していますが、今いじめられている現実に立ち向かう話ではなく、"過去にいじめをしてしまった少年"の物語となります。
前に進むため過去が足枷になっており、それは振り払うことが出来ない、悔いるしかない、取り返しのつかない行為に対し"たられば"を繰り返す後ろ向きな展開となっています。
最後も、できることはやっているものの、最後まで2人の心には無視できない傷跡が残り続けていくのだろうなと感じさせる終わり方でした。
ただ、暗いだけの作品かというとそういうことは全くなく、女の子キャラも多くて可愛く、読みやすいです。
読んで意外だったのは、いじめ系のマンガって、読者を胸糞悪くさせたもの勝ちみたいなところがあるのですが、本作においてはそういう感じはなかったです。
登場人物の"自分は悪くない"的な態度にムッとくるシーンは多々ありますが、いじめ自体の陰惨さを見せるものでは無いと思います。
この辺は、実際のいじめの経験者が読むと感想が変わるかもしれないですが。

思いのほかとあっさりして読みやすく、カタストロフィを求める内容でもないので、いじめがテーマということで嫌厭する方にもおすすめします。

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