山田くんと7人の魔女

吉河美希

3.60

7343

発刊:2012.06.15 〜

完結・全28巻

『山田くんと7人の魔女(1)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(2)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(3)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(4)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(5)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(6)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(7)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(8)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(9)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(10)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(11)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(12)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(13)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(14)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(15)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(16)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(17)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(18)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(19)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(20)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(21)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(22)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(23)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(24)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(25)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(26)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(27)』巻の書影
『山田くんと7人の魔女(28)』巻の書影
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この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.60

224件の評価

4.0

28巻まで読みました

朱雀高校2年B組の山田竜は学年一の不良で、皆、彼を恐れ避けています。
だが、ある日、学年でトップ成績の優等生「白石 うらら」と、ひょんなことから一緒に階段を転げ落ち、目覚めたとき二人の身体が入れ替わっていることに気づきます。
『おれがあいつであいつがおれで』なお約束展開から元に戻るため、早速同じように二人で階段を転げ落ちますが身体は元に戻らない。
仕方ないとひょんな事で手に入れた女体を堪能しようとか、そういうゲスな考えは起こさず、普通に参ってしまった山田くんですが、そんな山田くんに白石は、「最初に転げ落ちたときに口と口が触れた」ことを言及します。

入れ替わりの原因はこれで、山田くんと白石さんが口づけをした時、心が入れ替わってしまうということがわかります。
また、彼女、白石さんを始め、この学園には特殊な能力を持つ7人の魔女が存在することが判明する、というストーリーです。
以降、魔女の能力を使ったトラブルや、昔から実は魔女と関わり続けていた生徒会の存在、そして、魔女の能力の活用ができる"山田くん"というジョーカー的存在などが絡み合うドラマが展開されます。

魔女たちは皆個性的で、サブキャラクタも含めて美少女が多く、作品の設定上キスシーンが多数あります。
ただ、前述の通り山田くんは、モテモテなくせにおいしいポジションを活用できないへにゃぽこ野郎なので、エロ展開はほぼないです。
キス止まりでそこからの進展はなく、キスも事務的なので、キスである必要があるのかという気になってきます。
とはいえ、あれだけ多種多様な女子と接吻に成功するとか、一度もそんなチャンス無かったという諸氏も多い中でファンタジー濃いめなところを感じました。
今どきの女子高生ってそんな簡単にキスさせてくれるものなのだろうか、と間に受けるとポリスメンに連れて行かれるので注意が必要ですね。

設定はアレですが、テンポよく読みやすいです。
ただし、能力モノのお約束というべきか、後半は能力の内容が難解になっていきます。
最初の"7人の魔女"までは名作と言えますが、その後も魔女設定の生徒が増え、魔女能力のコピーや切り取り、記憶操作の影響を受けないなど特殊な存在が現れ始めます。
タイムリープや過去に起きた出来事の解決に奔走する場面が挟まり、最終的に収拾はついたのですが、未解決の伏線もあったように思います。
途中から話を追うのが難しくなっていったのも残念に思いました。
ただ、最初の7人の魔女まではとても良かった。
アニメ化してますが、そこまででもう一度2クールでアニメ化して欲しいですね。

12

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