君のいる町

桜で始まり、桜で終わるラブストーリー
なんでも桜の花言葉は「精神の美」、「優美」、「あなたに微笑む」なんて意味があるそうです。
華々しく咲き、散る時はぱっと散るその美しさになぞらえた花言葉が付けられているのは恋愛におけるメタファーなのかもしれません。

全体的に面白く２７巻もあるので読み応えがありました。
ただ、物語の後半はただただ主人公のハーレムパートを見せられるので「そのくだり前にもみたな」感が否め無い。
それをテンポよく読み進められるのはさすが瀬尾康二と言ったところだろう

瀬尾先生のノリは好き。

10〜20、23〜27ない

ほんと魅力的な女の子を描く

個人的にアニメも観て思い入れのある作品。
また忘れた頃に読みます。

「主人公とヒロインがクズ」とあまりに言われてるので、逆に気になって読んだ。が、クズというよりかはリアルな人間。
巻末の作者コメントでテーマは「普通の人間」の「普通の人生」とあったが、それがよく描けていたと思う。

最近のラブコメはヒロイン・主人公ともに嫌うところがないキャラクターが好まれる（もちろん私もそういうのが好きだった）
でも、柚希も青大はあまりにも人間臭くて、時には青大の友達と同じようにイラついて顔も見たくないとも思うし、時にはゆるしたり、キャラクターではなく実際にいる人間のように感じられたので良かった。

個人的には幼馴染達と風間が推せた。
ヒロインとしてなら神崎推しかな。クズと言われている柚希も、私はそんなに嫌いじゃない。

瀬尾公治先生の作品で一番好きです

んー。まあ、よかったね

ハルトはゴミクズ野郎だけど、だからこそ面白かった気がする