食糧人類-Starving Anonymous-

イナベカズ水谷健吾蔵石ユウ

3.26

15206

発刊:2016.09.20 〜

完結・全7巻

『食糧人類-Starving Anonymous-(1)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(2)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(3)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(4)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(5)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(6)』巻の書影
『食糧人類-Starving Anonymous-(7)』巻の書影
ななごんさん、他2人が読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.26

508件の評価

4.3

7巻まで読みました

他愛の無い日常を過ごしていた高校生・伊江と友人のカズは、帰宅中乗り込んだバス内で謎の煙を吸い昏睡する。
気がついた伊江が辺りを見回すとそこは、冷凍されたブクブクと太った大量の人間をブロック上に切断加工する巨大施設の中だった。
運搬されコンクリート壁の部屋に落とされた伊江は、そこでカズに再開するが、彼は夢中で何かの液体を飲んでいた。

一時期"めちゃコミ"だったか"Renta"だったかコミック読み放題系のWeb広告で超プッシュされていたため、導入部分だけそこそこ知名度が高い作品。
その巨大施設からの脱出を謀るが、その過程の中で施設の秘密を知るような展開になっていて、この手のサスペンス漫画にしてはありきたりな展開ながらも、ちゃんと伏線回収がされていて安定していたと思います。
この系って、序盤にショッキングな展開を見せておいて、以降はグダることが多い印象があるんですけど、施設を運営する為のおぞましいシステムやマッドなサイエンティストの登場、そして加工された人間の行方など、最後まで楽しめる内容でした。
なお、本作は終始容赦ないグロ展開が続くので、注意が必要です。
内臓の描写もリアルで丁寧に描かれています。
とはいえ主人公グループはその施設に劣らないレベルでクレイジーな連中のため、主人公グループだけはやられるイメージがわかない安心感があります。
ご都合主義的なところもありますが、基本的に考えずに楽しめる方向けの作品だと思います。

巻数も全7巻とちょうどよかったです。
1話だけ無料で読んで良かったなら全話読んで後悔しないと思います。

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