涙雨とセレナーデ(11)のあらすじストーリー紹介

横浜で本郷財閥の裏取引を探っていた孝章は、暴漢に襲われ怪我を負う。話を聞いた陽菜は、菊之進とともに孝章のいる病室へ忍び込み、回復を願って涙を流す。菊之進は、そんな陽菜に惹かれる気持ちを押し殺していた。一方、雛子は、思いを寄せる武虎に同行を頼み孝章の見舞いに訪れ、偶然にも陽菜と菊之進に再会。その夜、武虎は陽菜に、未来から来た自身の境遇について語り、陽菜のスマートフォンを連絡手段として改造する。しかし翌日、武虎から「雛子と一緒に拐われた」との報せが入り――!? 孝章の実母の秘密、本郷家とオルブライトをめぐる因縁、義母の思惑、そして「タイムスリップ」の謎……。恋する彼らは、運命を切り拓くことができるのか。ますます目が離せない、切なさが募るタイムスリップ・ロマンス!

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