爆れつハンター

あかほりさとる臣士れい

3.00

384

発刊:2007.04.12 〜

既刊9巻

『爆れつハンター(1)』巻の書影
『爆れつハンター(2)』巻の書影
『爆れつハンター(3)』巻の書影
『爆れつハンター(4)』巻の書影
『爆れつハンター(5)』巻の書影
『爆れつハンター(6)』巻の書影
『爆れつハンター(7)』巻の書影
『爆れつハンター(8)』巻の書影
『爆れつハンター(8)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.00

3件の評価

3.6

9巻まで読みました

『セイバー・マリオネット』や『VS騎士ラムネ&40炎』など、90年代のオタク文化の中心であったあかほりさとるの代表作の一つです。
マンガ原作で、アニメやラジオドラマ、ライトノベルとメディアミックスをしていて、ファンの多い作品だと思います。

スプゥールナ大陸を統一したファミル帝国では、魔法を使える者を法族(ソーサラー)、使えない普通の人間を庶民(パーソナー)と区別し、ソーサラーに特権を与えていた。
だが、時として圧政を強いるソーサラーが現れ、庶民を苦しめることがあった。
そんな中、庶民に依頼を受け、ソーサラーを誅し庶民を救う闇の仕置人・法族狩り(ソーサラーハンター)が存在した。
主人公の「キャロット・グラッセ」、弟の「マロン・グラッセ」、そして少女「ティラ・ミス」は、ファミル帝国の帝都ファザードを拠点とするステラ教団に所属する法族狩りで、庶民の救済にあたるというストーリーです。

90年代によく見られたハイライトの入った大きな瞳、くの字鼻、もさっとした髪型のキャラが多く、時代を感じます。
主人公のキャロットはすけべなお調子者で、弟はクールな二枚目、ティラ・ミスはおとなしいメガネキャラ(cv 林原めぐみ)という組み合わせです。
キャロットは攻撃魔法をくらうと獣人化する特異能力を持ち、獣人化したキャロットを戻すため、ティラ・ミスがコートを脱ぎ捨てると下からボンテージの衣装が現れ、「オホホホホ」という笑い声とともにムチでひっぱたいておとなしくさせるというわけのわからない設定で、90年代のノリを感じました。
今読むと、古臭さを感じるとこともあると思いますが、90年代のこのノリが好きな方にはどストライクな作品です。

アニメも話題でしたが、原作マンガの方が衣装が際どく、また、アニメだと筋肉バカのガトーがシリアスキャラに変わっているので、個人的にはマンガの方がおすすめです。
ただ、後半ではストーリーがややごちゃごちゃしてきます。
ダメというわけではないのですが、序盤のソーサラーハンターとして悪いソーサラーにお仕置きをする回の方が個人的には好みです。

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