校舎のうらには天使が埋められている

小山鹿梨子

3.48

2563

発刊:2012.01.13 〜

完結・全7巻

『校舎のうらには天使が埋められている(1)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(2)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(3)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(4)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(5)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(6)』巻の書影
『校舎のうらには天使が埋められている(7)』巻の書影
れとれとさんさん、他2人が読んでいます

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.48

38件の評価

3.5

ある小学4年生のクラスを舞台とした、イジメをテーマにしたサスペンスもの。
イジメは特定のメンバーで行われるものではなく、「わんこ」と呼ばれる生徒1人をターゲットにしたクラスのほとんどのメンバーに寄るもので、集団による暴力の恐怖を感じられるものになっています。

全7巻と短く、尚且つストーリーは一旦、5巻で終了し、残2冊は主人公格が中学校に進級した後の別のストーリーとなっています。
後ろ2巻分のストーリーもイジメがテーマですが、どちらかと言うとミステリー色が強くてイジメの凄惨さのようなものはあまり感じられませんでした。
また、キャラクターの思惑が複雑に絡まっているのと描きわけがあまり上手くないので読んでいて意味がわからなくなりそうになります。
加えて、性的な方向へ持って行こうとしがちで、しかも未遂で終わるパターンが多いので、トラウマレベルまで追い込んでくれる小学生編の方が私的には好みです。

小学生編もミステリー要素のある内容ですが、イジメの内容が半端ないです。
「わんこ」とされた生徒はハブられ、暴行を受け、"かいぼう"と称した性的イジメを受けます。
教師も勘づいているが認めようとせず、「わんこ」の生徒は閉塞感と絶望感を募らせることとなります。
また、クラスを上げてのイジメなので、メインメンバー以外の日和見主義は当事者意識が無く、助けられる立場にいる人も助けないという状況がより、「わんこ」を絶望的にさせます。
イジメの舞台が小学校4年生のクラスなのに、強姦や殺人のようなレベルのイジメが行われていて、この作品が別フレで連載していたのがちょっと信じられない内容でした。

ただ、小学生編もちょっといい終わり方みたいになって、スッキリした終わり方ではないんですよね。
個人的には日和見メンバーも含めて、然るべき社会的な制裁が下されて欲しかったのですが、そういったカタルシスが感じられなかったのが残念なところです。

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