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芦奈野ひとし
3.71
551
発刊:2008.10.23 〜
完結・全6巻
なぜか?地面の大きさが10倍になった、この広大な世界。ここではヒコーキがアシ代わり。工場で働く少年・イサキは幼なじみのシロさん、カジカの姉妹といっしょに名機パイパー・スーパーカブを駆り、今日もまったりたくましく生きてます!
14件の評価
きまぐれ
4.4
このレビューにはネタバレを含みます。
コマが他の漫画と比べて明らかに少ないのに演出がどれも効果的な為印象に残るコマやシーンが多くめちゃめちゃ充実している。タテの道のサヨリの時のような緊張感と疾走感ある演出やイサキが富士山でトリップした時のような一気に惹き込む演出が変幻自在ですごすぎ。好きマンガ。
山形
4.5
ここまで巧妙な漫画を久しぶりに読んだ気がする。読後の余韻が凄まじく、イサキたちの旅がフラッシュバックする5巻でのイサキが現実に引き戻された描写は本当に一瞬でイサキも我々読者も夢うつつのような感覚になる。なのでその時は少しの違和感はあるものの気にしない。実に巧妙である。富士山の頂上は現実に限りなく近い場所ゆえの一瞬の覚醒のトリガーになったように思う。イサキがみた、イメージする北の塔、富士山、伊豆、西の塔などに霧がかかったような演出も結末に活きてくる。最初から最後まで芦奈野ひとしの掌の上で非常に楽しい読書体験をさせてもらった。
ふかえり
メリハリのある陰影、飛行機の走行中のリアリティなど、迫力のある画面が多くて読んでて楽しかった。地面が10倍になったという設定に言及されていたのがよかった。
せーふぁ
kutsushita/くつした
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