ユリア100式

萩尾ノブト原田重光

3.00

1501

発刊:2006.08.29 〜

完結・全12巻

『ユリア100式(1)』巻の書影
『ユリア100式(2)』巻の書影
『ユリア100式(3)』巻の書影
『ユリア100式(4)』巻の書影
『ユリア100式(5)』巻の書影
『ユリア100式(6)』巻の書影
『ユリア100式(7)』巻の書影
『ユリア100式(8)』巻の書影
『ユリア100式(9)』巻の書影
『ユリア100式(10)』巻の書影
『ユリア100式(11)』巻の書影
『ユリア100式(12)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

この漫画のレビュー

5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.00

21件の評価

3.9

12巻まで読みました

一応、一般向けの青年誌で連載されていたのですが、内容は完全に18禁エロ漫画。
完全アウトのシーンが跳梁跋扈しているものの、ストーリー展開はギャグ路線で、くだらないながらもなかなか楽しめました。
なお、本作は内容が過激すぎて神奈川県の条例では有害図書指定を受けてしまいましたが、まあ仕方ない内容と思います。

自らの性衝動をぶつけるため、生体科学の権威「秋葉歩」博士に作られた、完全自律式ダッチワイフ「ユリア100式」。
博士は早速マイサンをインサートすることにより、インプリンティング(使用者登録)しようとするも、拒絶され逃げられてしまう。
その後、ひょんな事で大学生「久保瞬介」と出会い、一緒に暮らすこととなるというストーリーです。
ユリア100式はあの手この手で瞬介に迫るのですが、許嫁がいて性的道徳観が聖人君子な瞬介は、その誘惑をプロレス技で阻止するのがお約束となっています。
回が進んでも(肉体)関係は進展せず、先っちょしか入らないのがやきもきします。

100式以外にも性技的な意味で高性能な「ユリア105式」、ロリ対応仕様の「ユリア108式」が登場し、やはり博士から逃げ出してそれぞれ別の家に居候するのですが、各家庭でのどったんばったん大騒ぎが楽しい内容でした。
一話完結型でストーリー展開はほぼ無いです。
先が気になるような内容ではなく、展開がパターンになっているため、途中で飽きが来る可能性があります。
毎話毎話極めて下品で、よくこんな話を何話も考えられるなと、むしろ関心しました。
男の都合の権化のような設定ですが、エロよりもギャグ路線な作品で、テンポよく読めます。
おもしろかったですが、人に勧められるような作品ではないような気がします。

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