未来のうてな

日渡早紀

3.26

971

既刊11巻

『未来のうてな(1)』巻の書影
『未来のうてな(2)』巻の書影
『未来のうてな(3)』巻の書影
『未来のうてな(4)』巻の書影
『未来のうてな(5)』巻の書影
『未来のうてな(6)』巻の書影
『未来のうてな(7)』巻の書影
『未来のうてな(8)』巻の書影
『未来のうてな(9)』巻の書影
『未来のうてな(10)』巻の書影
『未来のうてな(11)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

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この漫画のレビュー

一覧
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.26

14件の評価

3.2

11巻まで読みました

代表作として、「僕の地球を守って」がある日渡早紀の作品。
ぼく地球同様、主人公の日常が崩れてゆくことから始まり、前世の因縁、世界の命運に関わる運命に立ち向かう話になっています。

ぼく地球に比較するとイマイチと感じましたが、ぼく地球が神がかった作品なだけであって、本作も決して悪い内容ではなかったです。
複数の人物と接触を行い、少しずつ謎が解き明かされてゆくストーリーとなっており、多数の登場人物が各々の考えで動くのですが、各々の活躍シーンが少なく、各個に能力があるけど非常にわかりづらいこと、また、主人公を含む主人公格のキャラクター陣が途中から全く違う性格になってしまい、話についていき辛くなることが難点です。
各キャラの能力について、例えるならばジョジョ5部以降のスタンド能力と同種のわかり辛さがあります。

中盤過ぎたあたり、だいたい7巻あたりまでは十分楽しめるのですが、それ以降は駆け足すぎる気がします。
氷樹の受け入れまで、ほぼ丸2冊分をかけているのに。
それまでの倍以上のページ数をかけて、少しずつ書いていくべき内容が、一気に流されてしまっているようで少し残念です。
1度読んだだけだと分かりづらくて投げ出したくなる内容ですが、しつこく集中して読むと深い話であるとわかると思います。
ただ、やはり、同じ作者のぼく地球と比較してしまい、そして惜しい作品だと感じました。

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