"女のボボに魅せられたウタは若い女の家に忍び込み、その絵を一心不乱に描き続ける。玉は遊郭に火をつけた犯人だと男に見抜かれ、長屋を出てしまう。タカは極悪人になるために人を切ることを決意する。しかし、殺した相手がいつまでも目の前から消えずおかしくなってしまう。ついには、舌が二つに分かれた男にタカは殺されてしまうのだった。目次第十一図 夜飛歩遊人第十二図 盗み絵第十三図 志乃の身体第十四図 恋逃行二人第十五図 人斬り夜第十六図 三途の河原第十七図 灰胡座第十八図 葦の中第十九図 最初の男第二十図 土砂降りの夜第二十一図 不幸の人々"