5番館へようこそ（4）

5番館の敷地が、持ち主のおじいさんに返されるため、5番館はとり壊されることに。何とか5番館を守ろうとする相互援助執行部（便利屋）の面々。けれども、実は、その敷地はおじいさんが家族と暮らすためにとっておいた希望の場所だった……。一方、及川裕樹（おいかわ・ひろき）と両想いだとばかり思っていた桜井初美（さくらい・はつみ）は、その及川が中学時代付き合っていた彼女と会っていることを知り、ショックを受ける。いろいろな不安が初美の中で動き出す――。5番館、そして初美の恋、大ピンチ!!目が離せない完結巻。