2011年07月12日発売
3巻
最終巻。聖人が殺してしまった相手の母が、もう自分を責めないでと言ってくれた。これで解放されたと思った聖人だったが、ずっと懐いてくれていた美晴の妹・美琴が車に轢かれそうになって、救おうとして自分が撥ねられてしまう。聖人を見捨てていた吉永家を罵る福介。だがとうとう病院にやってきた聖人の父は、自分のために生きてくれと聖人に詫びた。深町家のみんながもう独立できると安心した時、美子がひったくりに遭って大怪我をしてしまう。犯人は純平の同級生・原田だった。純平は身体を張って原田に自首するよう説得する。病床の美子に、土下座して謝る原田。皆前を向いて歩き、それぞれに生き甲斐を見出していくのだった。