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宮崎駿
4.24
22409
新刊通知
発刊:1996.11.30 〜
完結・全7巻
548件の評価
iori
3.7
そういや漫画読んだなあ。映画よりも森が神秘的な感じがして好きだった。
Ikuru
3.0
ランらんららランランラン
うにたべたい
4.2
おなじみアニメ情報誌の「アニメージュ」誌上で連載されていた、全7巻の原作版風の谷のナウシカです。劇場版は本作連載時途中で作られたため、原作より設定を抜粋し、要約された序盤のみの内容となっています。劇場版は原作で言うと、色々端折って3巻序盤の王蟲の群れをナウシカが体を張って止めるところまでとなっており、原作とは巨神兵の設定も、王蟲が群れをなして暴走するエピソードも異なる、映画とは全く別の話になっています。映画とは全く違う、まさかの結末が漫画版にはあります。結構、難解な話でした。旧人類と腐海や王蟲、巨神兵といったシステム、そして現人類の間だけの話であれば、そうややこしい話ではないのですが、本作の前提とした設定として、国々は戦争を行っているという点があります。大きく、トルメキア王国と土鬼の2つの勢力による紛争があり、そして風の谷やペジテ市を含む小国が点在しています。この2国が、互いに互いの思惑があって行動し、あちこちで起こる戦闘の説明が挟まることもあり、読みづらいわけではないのですが、とにかく重たかったです。はははと笑いながら読める内容ではなく、大人向けの雰囲気がします。戦局がよく読まないと理解が追いつかないことに加え、登場兵器の凝った描写、メーヴェやガンシップといった乗り物の設定など、薀蓄好きのオタク受けする内容が詰まっているので、そういったひねた内容が好きな方にはおすすめです。ラストは結構、乱暴な終わり方をしているのですが、仕方ないのかなという感じでした。ただ、物語の最中、ナウシカに妙に母性を強調していたのが鼻につきました。こういう心理学的な暗喩っぽいところが(無意識によるものだと思うのですが)忍ばされているのも含めて、本作は一般向けではない、オタク向けの作品っぽいと感じました。
シン
4.5
映画より深く広い背景で描かれる長編ストーリー。終始戦闘が続く人間の業と生命の行く末が描かれています。随所で映画もののけ姫を想起させ、一度だけでは理解が難しいほどその濃厚な内容に圧倒されます。
SIYO007
4.6
これは名作
Rodan先生
5.0
◆こんな方にオススメ・正義感が強い・生物の授業が好きだった・というか誰でもスコアは該当する方へ◆感想◎ストーリー自然、人物、機械、森、社会、戦場、歴史の表現、哲学的視点どれもが卓越しています。宮崎駿は本当にすごい。なぜこんなにも何でもできる人がいるのか不思議なくらいです。天才だと思います。ストーリーはダイナミックでとても深みがあるのに、主人公が自分の正義をただひたすらに貫くという構図は一貫しており、個人的にはそれほど人を選ぶ作品ではないように思います。◎画人物はもちろん、背景もとても味わいがありますが、クセはほとんど感じません。
こたろ
3.8
映画は序盤の序盤だった
⭐︎ロシアンブルー⭐︎
幼少期から読んで、アニメも観ていたから馴染み深い。欲張りになっちゃいけないねって、虫も一生懸命に生きてるから無闇に殺すのはやめようねってなんかそんなこと言ってる。ナウシカみたいに空飛べたら最高に気持ちいいだろうなぁ。
おいす
3.9
映画がより面白くなる
ゲームプロデューサー
4.9
人生ベスト10に入る漫画。その中でもトップを争うか。火の七日間。人類が生み出した超兵器"巨神兵"が7日で文明を滅ぼした後の世界。大地は汚染され、人々は腐海と蟲に怯えながら、残されたわずかな地で生き延びていた。辺境にある風の谷を舞台に、運命の子ナウシカを中心に、世界の覇権争いから世界の謎へ迫る壮大な物語。今更語るまでもない名作だと思うけど、僕の人生に影響を与えた度合いが高すぎる。元々終末思想や滅んだ太古の文明ってヤツは浪漫しかないわけだけど、ナウシカの造形と、王蟲と腐海という秀逸なアイディアが乗ることで神漫画になったよね。未だお手本となるバイブルです。
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