神の犬

谷口ジロー

155

発刊:2000.01.01 〜

完結・全2巻

『神の犬(1)』巻の書影
『神の犬(2)』巻の書影

あらすじストーリー紹介

▼第1話/狼の時▼第2話/黒と銀▼第3話/出逢い▼第4話/力を与うもの▼第5話/銀色の風▼第6話/特殊軍事戦闘犬▼第7話/制御不能▼第8話/追う者▼第9話/狙撃▼第10話/谺(こだま)する牙▼第11話/彼方への咆哮 ●主な登場人物/タイガ(軍事戦闘犬・ブランカと野生の狼との子供)、ナギ(軍事戦闘犬・ブランカと野生の狼との子供、タイガの兄弟) ●あらすじ/カナダのグレイト・ベア・レイクでオオカミの生態を追い続けている学者・エリック教授と助手の矢野健太郎は、不思議な光景を目にする。生後6か月の2匹の仔オオカミが、ほかの野生の成獣たちと変わらぬ動きで、狩りに参加しているのだ。ふたりは生命の底知れぬ神秘さに驚嘆する。一方、ロシア共和国のサンクト・ペテルブルグでは、軍事戦闘犬・ブランカを生み出したR共和国が、新たに育てた戦闘犬を使って、ルージン大統領暗殺のチャンスを狙っている……(第1話)。▼グレイト・ベア・レイクにブランカの子供がいるらしいとの情報を得たR共和国軍部は、早速捕獲を開始。仔オオカミの筋力をはるかに超えた跳躍をみせる黒いオオカミ・タイガを捕まえる。銀色の毛を持つタイガの兄弟・ナギは、たった一匹で荒野に残され……(第2話)。 ●本巻の特徴/R共和国に捕獲されたタイガが、特殊訓練によって徐々に秘めた能力を開花させていく。 ●その他の登場キャラクター/軍事戦闘犬を養成しているR共和国軍部の中心人物・シュミット大佐(第1~9、11話)、R共和国特殊軍事戦闘犬訓練士でブランカの育ての親・モーリ・ワーレン中尉(第1~11話)、オオカミの生態を研究するエリック教授の助手・鈴木健太郎(第1~11話)

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