2009年12月26日発売
12巻
▼第1話/七人みさき▼第2話/生と死の女神▼第3話/神の背中 ●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/七人の死霊が新たな仲間を求めてさまようという、高知に伝わる幽霊譚「七人みさき」……その研究をしていた学者が死んだ。学者の代理として、宗像は学者の友人たちと会うことになったのだが、奇しくも場所は高知の岬、学者を含めて七人の同級生。そして七人には秘密が…(第1話)。●本巻の特徴/日本各地にある水死者の怨霊伝説に隠された真実、古代人から八ケ岳が黄泉の国と見なされた理由、最も不思議な縄文土器の謎……3編を収録!!●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)