ステイション

大石賢一

143

完結・全6巻

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ステイションのあらすじストーリー紹介

▼第1話/0番窓口のあいつ ▼第2話/見送る気持ち ▼第3話/始発まで ▼第4話/捜す人 ▼第5話/待つ少年 ▼第6話/乗り継ぎ駅へ ▼第7話/定年 ▼第8話/登り坂 ▼第9話/701番目の商品 ●登場人物/中村洋二(JL新新宿駅改札係・持ち前の親切心がいつも騒ぎを引き起こしてしまう)。渡辺(JL新新宿駅駅長・中村に理解を示し、温かく見守る)。磯山(JL新新宿駅主任・本社から転勤してきて、中村を目の敵にする)。 ●あらすじ/いつも明るく親切だがドジな新新宿駅員・中村。合理主義者の主任・磯山は、気に入らない彼を岩手に飛ばそうとするが、駅長は首をタテに振らず、彼を「理想の駅づくりに参加させる」と言う。そこに飛び込んできた自動改札機故障のニュース。うろたえる磯山をよそに、中村は改札に立ち、鮮やかなパンチさばきを披露する(第1話)。 ▼人捜しを懇願する老婆が、駅員たちを困らせている。中村が話を聞くと、彼女は、黙って家を出た息子・三郎と数年ぶりに会う約束をしており、新新宿駅で待ち合わせていたが、その場所がわからなくなってしまったという。冷たい磯山を振り切って、中村は老婆をおぶって駅構内を探し回り、ついに三郎を発見するのだが(第2話)。 ▼ある日、中村は夜勤中に泥酔したOLを見つけ、駅員室へ運ぶ。彼女は、昼は丸の内OL、夜はホステスと2つの顔を使い分け、自堕落な生活を送っており、中村の前でも「金持ちの男としか付き合ったことがない」と強がってみせる。ところが、故郷の彼女に宛てた中村の手紙を盗み読んだ彼女は、本当の気持ちを中村に告白し始める(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/狂言ビジネスマン(第4話)、修くん親子(第5話)、小野さん(第6話)、伊藤さん(第7話)、年頃の娘を持つおじさん(第8話)、マコちゃん(第9話)

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