2巻
"動物の心が読めるせれんのまわりに次々と起こる事件。そして「赤い目」とは何なのか? 赤石路代が描くサスペンス物語(ストーリー)。「赤い目」はなんらかの血液のせいで、その仲間になってしまうことがわかりました。まるで、スマトラの吸血鬼、アスワング伝説の様に…。赤い目の仲間となった早紀を元に戻すため、せれんは吸血鬼退治に使われたという十字架を使いました。その時、せれんは早紀の心の中で、一人の女の子と出会います。その子が赤い目を操り、事件を起こしている張本人です。せれんは街の中で、悪しき感情の元を探り、彼女を見つけました。赤い目の妨害のため、聖(せい)がケガを負い、今一歩のところで逃げられてしまいます。そんな中、せれんは聖から衝撃の告白をされます。なんとその女の子は彼の実の妹だというのです…?"