天才カメラマンだった父・一ノ瀬亨とトップモデルだった母・吉崎沙紀の娘という看板の重さに、カメラマンであることに疑問を持ち始める真沙海。歌姫の森川さゆみや、ファニーレインの仲間、父のライバルだった実力派カメラマン・五十嵐のおかげで、カメラの楽しさにまた、いっそうのめり込む。F2でヨーロッパから凱旋してきた高薙が、週刊誌に書かれる前に、自分の生い立ちをファニーレインのみんなの前で話す。真沙海が苦手な、加賀美緑と同棲していたこと、加賀美の兄が亡くなったことに高薙が起因していることなどを知り、ショックを隠せない真沙海。