「ずっと会いたかった、忘れたことなんて一日もないよ」 失恋の傷心を抱えたままの売れっ子小説家・士狼の前に人間の姿で現れたのは10年前に助けた猫の“雨”。士狼の恋人になりたいとHも知らないのにいきなりベッドインするウブで可愛い雨。士狼は日に日に癒されていくけど、まだ小説は書けないまま。元カレを傷つけ、じゃあどうすれば良かったのか、“愛する”とは何なのか未だに士狼は分からない。なのに雨は士狼から愛されないと泡になって消えてしまうという。“しろーと一緒ならどこでも嬉しい”。雨の士狼へのけなげな愛は大きすぎて、こぼれ落ちていくのが怖くて、ただ抱きしめるしかないのだけれど――。
【7月24日付】本日発売の単行本リスト
2024年7月24日:本日発売のコミック新刊