少年マールの転生冒険記（2）

イルティミナと協力してアルドリア大森林を抜けたマール。しかしその先で待ち受けていたのは、かつてイルティミナが倒したはずの強敵──赤牙竜ガドだった。襲いかかるガドに対し、イルティミナはマールに「応援を呼んで」と告げ、たったひとりで立ち向かう。マールはイルティミナを助けるため、必死に森を駆けるが、途中で森の魔物・邪虎に襲われ、深手を負ってしまう。意識が遠のく中、力尽きかけたマールの前に現れたのは、イルティミナのかつての仲間──キルトとソルティスだった。