月の白さを知りてまどろむのあらすじストーリー紹介

穢れた気から生まれ災いをなす妖物「化生」を狩る「化生斬り」の堅物青年・シシュ。神話正統の妓館「月白」の主で「化生」を捕らえる巫女でもある少女娼妓・サァリーディ(サァリ)。神に捧げられた享楽街で出会い、共に「化生」と対峙するなかで二人は互いを知っていく。「月白」の主として、いつかは生涯でただ一人の「客」を選ばねばならないサァリ。心揺れる彼女にシシュは……。一方、彼らの背後には街を巡っての闇深い悪意と策謀が忍び寄っていた―――。原作者・古宮九時による書き下ろし短編小説も収録!

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