隣国の辺境伯・ディルミックの元に嫁いだ平民の娘・ロディナ。身分に大きな差がある2人は、もちろん恋愛結婚ではなくお金のための契約結婚だった。「すべてはお金のため!」前世では貧乏でひどい目にあったロディナは、相手がどのような男でも契約結婚を受け入れるつもりだった。しかし隣国で醜男として扱われ差別を受けてきた仮面の男・ディルミックはロディナには超絶イケメンにしか見えず!?「お前は子供を産めばいい」女性に不信感を抱いていたディルミックだったが、これまでに会った女性たちとは違うロディナの態度に徐々に惹かれていき――。