公女殿下の参謀様～『厄災の皇子』と呼ばれて忌み嫌われて殺されかけた僕は、復讐のために帝国に抗い続ける属国の公女殿下に参謀として取り入った結果、最高の幸せを手に入れました～（3）

全ての悪事を暴き、従属派から公国を取り戻した公女リューディアと、その参謀アルカン。従属派の傀儡として祭り上げられ、今は塔で幽閉の身となった公子エルヴィのことを姉として案じるリューディアは、塔を訪れ、エルヴィに再び姉弟としてやり直すことを提案する。しかし彼はそれに賛同することはなく、側近ヨキレフトの侍女と名乗る謎の女に唆されるように、リューディアたちに対し反旗を翻すのであった――。愛を知った少年と少女の復讐の物語、激動と感動の第3巻!!